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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163212302
感想・レビュー・書評
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暮林美央が「妊婦探偵」をどう続けていくのかが気になって、シリーズを最後まで見届けるべく読んできたが(単純に面白いから読み続けたというのはもちろん!)、なるほどね。無理なく続いてきれいに幕引き、終わってしまったのは寂しいけど、満足満足。…って完全に「終わった」わけでもないと思うので、続編の希望は持っておきます!
相変わらずの古典名作パロディも楽しい。今回はクイーン風もあり。私の気づいていない作品もたくさんあったのだろう。『幻の女』を読みたい。でもその前にニャン氏。 -
妊婦探偵暮林美央シリーズ。さすがに今回は妊婦ではありません。これまでの回顧録的な・・前作の終わりで「この後はどう続けるんだろう?」と思いましたが、なるほど。こういう感じか。これまでに刊行されたものとの齟齬とかがなければいろいろと新作もいけるからいいですね。
内容としては・・これまでよりもより「有名作品のオマージュ」なものでそういうくくりでの一冊、と。
どれも面白かったんですが・・長編とか書かないんですかね?割と読みたいんですが、妊婦はそんなに長時間捜査とかやっぱりよくないってことでしょうかね?w -
シリーズ三作目。
事件は普通ながら、設定と登場人物によって独特の感想を味わえる。
相変わらず面白い。
続編は出ていないようだが、是非、他の作品も読みたいシリーズ。 -
人工子宮全盛の時代、自然な出産を望む妊婦たちが暮らす特別区で事件が起きたのは、忘れられた手毬唄に沿って起きる連続妊婦襲撃盗難事件。保安部門主任・高山に事件解決を依頼された妊婦探偵・暮林美央の推理は?
表題作他3編収録。
装幀 / 大久保 明子
装画 / 谷本 ヨーコ
初出 / 『別册文藝春秋』237号~240号(2002年1月号・3月号・5月号・7月号) -
一時代先、人工子宮が完備された世界で、昔ながらの妊娠を望む妊婦達の住む町、バルーン・タウンの事件簿二作目です。
一作目読んでませんが。
ただ作家オムニバスの短編集で読んだことはありますが。
今回は後日談的な話。
探偵は既に出産し、自宅に戻っています。
その探偵が回顧する話ですね。
事件が起こったためバルーン・タウンに呼ばれた、というのもありますが。
安定して面白いですね。
作中作があるのですが、その舞台はバルーン・タウンなんですよね。
正直、今現在に生きる我々より妊婦に縁遠いこの時代の人々にとってみれば、その話はまるでファンタジー世界のミステリみたいなもんなんではないでしょうかね。
それってウケるのだろうか… -
東京都第七区 通商『バルーン・タウン』
人工子宮全盛の世なのか、わざわざ昔ながらの妊娠・出産をしようとする妊婦たちの保護区である。新聞社に勤める女性記者の『友永』は、バルーン・タウンにすんでいた『暮林 美央』の自宅を訪ねる。以前バルーン・タウンで起こった数々の事件を鮮やかに解決し『妊婦探偵』の異名をもつ美央に話を聞きに行くために。
妊婦さんたちの町なので、血なまぐさい殺人などは当然似合わない。本書の中でも盗難とか、傷害事件ぐらいで、それを妊婦と絡めたトリックにしている。妊婦さんにはむり!とか、お腹の形で犯人を絞るとかね。まあ、事件が地味でも、話によっては引き込まれるもんなんだけど・・あんまり進まなかった。やっぱり、探偵役に魅力を感じなかったせいかな。頭は切れるが、ずぼらで少々自己中。だからというわけではなく、なんか鼻について好きになれなかった。やっぱり、軽い謎解きなら、登場人物の魅力で持っててくれないと辛いのよね。 -
人工子宮が存在する時代、あえて母体で出産しようとする女性が集まって暮らす街・バルーン・タウン。登場人物のほとんどが妊婦さん、事件が起これば容疑者も妊婦さん、探偵も妊婦さん、そしてトリックも妊婦さんならではの事情による。不思議な感じのコージーミステリー。「バルーン・タウンの殺人」が第一作らしい(未読)。
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軽く読むにはいいかも。
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・第3弾。相変わらず面白い。テンポがよくて読みやすいのがいいなー。なんだかんだと巻き込まれるのは周りなのに、当の探偵役がわりとやる気なさげで、そのへんもまた面白い。・「バルーン・タウンの手毬唄」「幻の妊婦」「読書するコップの謎」「九か月では遅すぎる」の4つ。4つ目が好きだな。
著者プロフィール
松尾由美の作品






手品師、手毬唄の順ですね!読みます‼︎
手乗文鳥とか続編あるといいのに‥。
ニャン氏、レビュー期待してるニャ笑
手品師、手毬唄の順ですね!読みます‼︎
手乗文鳥とか続編あるといいのに‥。
ニャン氏、レビュー期待してるニャ笑
手乗文鳥、いいですね!
手…と続こうかと思いましたが、思い浮かばないニャ(未読)
手乗文鳥、いいですね!
手…と続こうかと思いましたが、思い浮かばないニャ(未読)
未読でも思いつかなくてもいいんだニャ
未読でも思いつかなくてもいいんだニャ