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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784163216300
感想・レビュー・書評
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肩凝りで殺人
ボノボ版光源氏
方向音痴のタクシー
など
どれもイマイチ笑えなかった。
【図書館・初読・12/2読了】詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人類は二足歩行を始めることにより文明を発展させてきた。しかし弊害も発生した。その一つが『肩こり』だろう。肩こりが原因で殺人事件が起きる小説を書いている作家の話を含む短編集。
正直、前半の方の話はあまり面白いとは思えませんでした。が、実在のテレビ番組を容易に思い起こさせる番組内に登場する一般視聴者、いわゆる素人さんたちが求められているものを察知して、勝手に過剰に演出する『一般視聴者』や、方向音痴同志の客とタクシー運転手の話『タクシー』などは、知らず知らずにクスリと笑わされていました。ブラックユーモアというんでしょうか、ちょっとひねった笑いが楽しめる話でした。 -
「肩凝り」はブラックでこわかった。ほんとに辛いときこう言われたら誰でも加害者になってしまうだろう。 他にはボノボの群れを舞台にして源氏物語を展開する短編がなかなかだった。
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09/03/21
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ものすご久々清水氏
残念ながら昔の冴えは感じなかった
もう新刊読まないかも
あんなに好きだったのになー
途中で正直飽きちゃった -
<font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163216308/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://blog12.fc2.com/image/noimage.gif" border="0" alt="笑う霊長類"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/asin/4163216308/yorimichikan-22" target="_blank"> 笑う霊長類</a><br>清水 義範 (2003/02)<br>文藝春秋<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163216308/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table><blockquote><p><strong>ニンゲンたちのおかしな行動心理がいっぱい
こんな時代だからこそ笑ってください!
ついに殺人事件まで起きてしまう肩凝りの辛さを克明に描く「肩凝り」、類人猿ボノボの群れに生まれたオス・ピカルの愛の遍歴「ボノボ紫猿源氏」、道を全然知らないタクシーに乗ってしまった方向音痴の焦り「タクシー」…など、思わずうなずいてしまう全6篇。</strong></p></blockquote>
上記のほか「旅情」「一般視聴者」「Rの時代」
どれも実際にありそうで、しかもいつ自分が当事者になってしまうかもしれないという危惧もあり、だからこそクスリと可笑しい。
失笑だったり、苦笑いだったり、同士を得た共感の笑いだったり。自分はそこまでは・・・という安心の笑いだったり。</font> -
人間(一部サル)の一面(肩こりに悩んでいる、とかそういうちっちゃい一面)をクローズアップして「あるある」感を出した短編集。
ネタばれだけど、最後のほうに入っているいろんな家庭用ロボットの話で、小説を書くロボットの名前がみやべくんなのがちょっとおかしかった(^_^)
装画 / ラジカル鈴木
装丁 / 斎藤 深雪
初出 / 『オール讀物』2001年1月号・5月号、2002年1月号・5月号・9月号、『小説新潮』2001年6月号。
著者プロフィール
清水義範の作品





