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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784163216805
感想・レビュー・書評
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『ゲルマニウムの夜』に始まるシリーズの第4作目。朧(ろう)の過去が明らかになる「雲の影」と、ヘルス嬢の百合香の物語の2篇。百合香と赤羽がシスターテレジアの赤ん坊を育てることになる。
過激なエログロが続くので、途中で読むのを止めようと思いましたが、何とか読了できました。読了感は悪くはなく、次作も手に取りそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
朧の、羞恥心や自己愛の話が好き。
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百合香、無償の愛の対象を探して見つける。
それにしても、百合香はかわいそうだった。全財産を提供した見返りが「偽善者」よわばりとは・・・。
腐った人には、腐ったものの見方、腐った言葉しか吐けない。 -
福岡などを舞台とした作品です。
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朧と百合香の過去語り一遍ずつ。神と血と性の話。朧が言う王国とは…どこに向かっているのかわからない、それでも人間の一番本能的な場所を探るような感覚が続きます。
著者プロフィール
花村萬月の作品





