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本 ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784163217000
感想・レビュー・書評
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探偵・飛鳥井シリーズということを知らずにいきなり読んでしまった。
しかし硬派なミステリー。
トリック的には目新しくないんだけど、それがわかる過程がおもしろかった。 -
ずっと読みたい読みたいと思っていた作者。
ガチガチという訳ではなくて出だしは好調。
次も読みます。 -
初笠井先生でしたが飛鳥井シリーズ第三作。らしいですね;どんでん返しもあり普通に楽しめました。少し薄味なハードボイルド。
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硬派めの推理小説。テーマが好き。他のシリーズも読もう。三匹の猿と道。
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飛鳥井シリーズ初挑戦。矢吹駆ものほどに小難しい議論が出てくることもなく、一安心(笑)。「トリック」や「意外な結末」というよりは、「ラストに至る道のり」を読ませるような作品だと感じた。ネタや犯人は少し考えれば分かるのだけれど、だからといって面白さが損なわれるというわけでもなく。……くどくど言わなくたって、結局は「面白い」ってことなんだけどね。
タイトルのとおり、「魔」に憑かれた人間の物語、といった感。恐ろしくもあり、哀しくもある。主人公である探偵・飛鳥井に加え、セラピストの鷺沼をメインに据えることによって、心理的な面にも重みが感じられる。
しかしなあ……最初の方にちらっと出てきた部分。もしかすると……前作ネタバレだったりします? うわあ~、失敗したかもっ。 -
「追跡の魔」「痩身の魔」
私立探偵・飛鳥井がサイコセラピスト・鷺沼晶子の依頼で、ストーカー、拒食症、家族破壊など日本の社会を揺るがす社会病理をヴィヴィッドに描く。
著者プロフィール
笠井潔の作品





