生誕祭 (上)

  • 文藝春秋 (2003年5月28日発売)
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本棚登録 : 117
感想 : 10
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  • 本 ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163218502

感想・レビュー・書評

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  • 最高!

  • シリーズものとは知らず先に「復活祭」を借りてしまい慌ててこちらを借りてみました。
    バブル時代の土地ころがしや株の取引やらで誰がババを引くのか気になって仕方がない展開。
    みんなしたたかすぎる(笑)

  • 止まらない面白さ!

  • 上下巻を読んでの感想

    騙し騙され、裏をかきそのまた裏をかく精神的にぐらつきます
    どっぷりと話に引き込まれます
    アングラな題材の為と、展開の速さの為
    かなり脳内ホルモンを放出しているらしく
    朝まで読み続けてしまいました

    転んでもタダでは起きないマミ
    彼女にとって一番大事なのはやっぱりお金・・・か

    彰洋も、再び堕ちていくんじゃないかと感じさせるエンディングでした

  • 馳星周の中で一番好き。

  • 馳 星周 さんといえば「不夜城」のイメージ。というかそれしか知らなくて。正直に言いますとこの作品、とある方のブログで、『エロすぎて電車の中では読みづらい小説ランキング1位』に挙げられていたから、非常に興味があって(おぃ)、読みたい本リストにずっと入ってて。厚さで躊躇してましたが、今回腰を据えて読破!!でも、そのランキングの位置づけに関しては…期待はずれ(笑。濡れ場は多くは出てくるけど、ぎゃくに沈んでしまいました。私の好きなエロさは皆無。というかまず、私的に惚れ込める登場人物は一人も出てこないのよね、。。だから入り込めなかった。どっちかってと、重い話ですよ。出てくるやつらがどーも、汚いやつらばっかで。。 (-公- ) 胃が痛い気分になったゎ。金のためにセックスして、金のために友達を裏切って、私欲のために自分自身に嘘をつく。そうまでして得る大金やステイタスって、どーかな。本当の貧乏と惨めさを知らないから甘い、とか言われそうだけど。勝ちってことの意味が違う気がするんだよね。お金はもちろんあったほうがいいけど、ぜんぜん私はこーいうのに燃えない。金より豊かさだよ、人としてつかむべきなのは。あたしだってそんな真人間じゃないけど、こーいう風に薄汚くは生きられない。ブランドもんも海外旅行もない人生でいいから、自分なりにまっとうに生きた誇りを持って死にたいよ。この登場人物たちは、健康な肉体と知恵のまわる頭脳を持ちながら、どーしてこういう風に生きるの?とずっと首をかしげつつ読みました。後半はみな、自分が重ねてきた悪のぶんだけ、堕ちる堕ちる。。人間ってのは、あさましくなろうとおもえば底なしなんだなー。麻美の生き方にはちょっとだけ見習いたい部分はあったけど。自分自身に投資する執念みたいなとこだけ。あとはもう…彰洋のその後を示唆するようなこの終わり方。。「え。。さいあくー。」という感想。愛のカケラもない世界。あーなんか、愛とか勇気とか冒険とかピュアで明るい話が読みたくなった。ジャンプ買ってくるか。

  • 人をだます主人公。
    歯車が徐々に狂いだす、前哨戦。

  • (下)も含む

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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