セカンド・サイト

  • 文藝春秋 (2003年5月28日発売)
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感想 : 32
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  • 本 ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163218809

感想・レビュー・書評

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  • 新人キャバクラ嬢はESP。
    合法ドラッグに溺れていく知人たち。
    ハードボイルドな主人公と、性的な同僚達の描写が面白かった。

  • 中野順一さんの「セカンドサイト」サントリーミステリー大賞だそう。

    またなぜか歌舞伎町の話。選んでるわけではないのだが、今では歌舞伎町の地図が頭に叩き込まれてる。(笑)いつもは誉田哲也さんの本で読むことが多いので、やっぱりこれは。。。
    イマイチ。

    歌舞伎町のキャバ嬢が通り魔に襲われる。その通り魔の目的は「人探し」通り魔は彼女達の背中を確認してそのまま何もせず去る。ある一人の女性をまた探して。。。。
    その通り魔事件と微妙に交差する薬をめぐる殺人事件。その背後にいたのは、「セカンドサイト」を持つ女性だった。。この女性は通り魔が探してる女性なのだろうか。。

    「セカンドサイト」とは、千里眼って言う意味らしいです。そう、ちょっと超常現象は入ってます。なんだかなぁ。。そこでもちょっとしらけた。こういう風に現実とからめるのはかなりの書く力がいると思うのだけど。。。これがデビュー作の中野さん。賞を取ったということはその力量があると思うのですが、残念ながら私には伝わってこなかった。。。

    まず主人公が全く感情移入出来ない。セカンドサイトの女性を好きなあまり、事件を独断で調べだすが、お粗末な捜査、計画性の無い襲撃、挙句の果て警察に助けてもらう。。と、全く読んでてわくわく感も無ければ、いらっとすらする。これがミステリー大賞かぁ。。さてはて彼は彼女を助け出すことが出来たのか?彼女は本当にセカンドサイトを持ってるのか。。なんか続きがありそうな終わり方でしたが、読まないだろうなぁ。。。なんて言っても忘れて読むだろうなぁ。。。どっちだ!

  • 題名でなんとなく、騙された感じでした。
    新宿のキャバクラなどが舞台になっていく話。
    しっかりした文章なのに、主人公がボーイだからなのか軽い性格で、私はあんまり好みではなかった。

  • 2013/02/05
    復路

  • アッと言う間・・
    気付けば三時間で完読☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

    謎解き?やミステリーは苦手で、あまり読まないのですが・・
    &偶然手にした本作ですが・・

    いや素晴らしかったなぁ〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


    伏線もバッチリ!
    本筋もカンペキ!
    艶も有りました!


    俺はしばらく・・
    中野さん作品にハマるでしょうなヾ(@⌒ー⌒@)ノ?

    オススメの一冊〜⊂(( ・x・))⊃

  • こう言う内容は、女の人が好んで読むのかな?
    ナルシスト主人公、都合の良い展開、気持ち悪い鳥肌が立つよ
    これで賞をとれるのか、「王様ゲーム」を思い出してしまったよ
    基本的に同じだね

  • タイトルに騙された感。

  • 調子よく読める。人に勧められるかというと、どうかな。

  • キャバのボーイが、キャストの殺人事件に巻き込まれるという小説
    麻薬や血みどろといったハードボイルドさは多少あるくらい。さくっと食べれる感じの作品

    久しぶりにクライム系を読んだら、ギラギラの脂ぎった警察小説が読みたくなってきたなぁ。

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著者プロフィール

1967年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学教育学部卒。2003年、『セカンド・サイト』(文藝春秋)で第20回サントリーミステリー大賞受賞。

「2016年 『カチョウ 火災原因調査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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