黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163221601

感想・レビュー・書評

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  • 日本橋佐内町で夫婦水入らずで暮らす伊三次とお文。稼業の髪結いと捕物に多忙な日々が過ぎる中、やがてお文が出産の日を迎え……。
    (2003年)

  • 呪いが効く人って怖いですね。

  • 本日2冊目。髪結い伊三次シリーズ5巻。「月に霞はどでごんす」お文の逆子出産に、思わず力が入りました。女性は強いです。「慈雨」伊三次が突き放した、元巾着切りの直次郎とお佐和の再会の話。読者の期待を裏切らないストーリがうれしいです。

  • 12/1/07図書館

  • シリーズをずっと読んできましたが、伊佐次がついに父親になります。感無量…ですね。

    夫婦って難しい。
    男と女も、添ってみなければわからない。

    哀れというか、かわいいというか。
    ひとって弱く、いとおしく、
    どうしようもないものですね。

    事件の卑劣さに伊佐次が怒りを燃やすくだり
    骨っぽくて格好いいですよ。

  • 直次郎のエピソードで泣いてしまいました…
    時代物を読むと、蕎麦を手繰りたくなります。

  • 20080215-

  • シリーズ5作目。登場人物も増えて、前作から時間があいてしまったのでちょっと思い出せない部分がでてきた。直次郎のことがずっと気になっていたので、ほっとしました。次も読みたい。

  • お文は「殺せ、殺せ」と逆子の伊与太をなんとか産む。チャンも頑張れ、甲斐性みせろ。

  • 日本橋佐内町の仕舞屋で暮らしはじめた伊三次とお文に男児が誕生。大喜びの伊三次をよそに、初めての子育てに戸惑いを隠せないお文―。ますます目がはなせない人情捕物帳。
    【感想】
    http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50724052.html

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著者プロフィール

1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。15年11月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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