龍時 02-03

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 135
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163222202

作品紹介・あらすじ

スペインに渡った無名の高校生リュウジ。フラメンコで有名なセビリアに舞台を移し、レアル・マドリー、そして世界で最も危険なダービーマッチに挑む。Jリーガーの間でも話題沸騰の本格サッカー小説第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ途中から読んでしまったらしいが、特に問題なし。
    選手はもっと管理されているのかと思っていたが割と自由でちょっと驚いた。
    欧州のサッカー熱がどのくらい日本に伝わったんだろうか。

  • 最後の締めくくりがワクワクした。

  • 第一部は高校生でスペインのユース・サテライトチームへ留学した主人公の活躍を描いていました。第二部では日韓W杯後のスペイン。リーガ・エスパニョーラの優勝争いに絡んだベティスの主力選手に成長した龍時が、セビリアのライバルチームに所属する韓国のパクが親友になるが、ダービーマッチでの対決。ピッチの上ではライバル心を剥き出しにして対決する。その友情と闘争心に日韓の歴史・国民性の違いを滲ませて上手く描いています。ベティスに所属するリュウジとレアル・マドリッドのロベカルの対決シーンなど、凄い迫力です。そして最後はベティスの日本遠征と日本代表との親善試合にリュウジはベティスの先発で登場し、ゴールを目指してフルエンジンで走り回る。そして・・・満員の横浜国際が興奮に包まれる。架空の主人公が現実のリーグなどで活躍する小説は昔、「巨人の星」などで読んだ楽しみと同じで懐かしく思い出しました。しかし、その後も柳沢、藤田などが欧州で活躍しているわけですから、リュウジの活躍は決して夢物語ではない、と確信できそうです。ポルトガルから来てフラメンコを学ぶマリアとの恋物語りはもう少し何とかうまく描けないか?とやや物足りない感じでしたが、サッカー好きには堪えられないほど楽しい本です。

  • サッカー小説としては少し停滞した巻でした。もう少し試合シーンが欲しかった。

  • シリーズ2作目。

    いよいよリュウジがサッカー選手として一流へとすすんでいきます。
    読んでいて、うれしくなってくる気持ちとあと1作しかないという悲しい気持ちと。
    もったいないからゆっくり読みましたが、本来はこういう読み方はしないのかも。。。

  • 龍時 01-02に続いてトップチームに昇格した龍時のサッカーサクセスストーリー

    前作よりチームを移り、レギュラーの座を射止めようと一生懸命にプレイを続ける。

    漫画のような小説。小説でもこれくらい面白いスポーツ小説があるんだぞと思わせられる。

  • ベティスとホアキンファンになりました!

  • 続きが早く読みたいです。

  • ワクワクしながら読んだ
    こんなに続きが気になって仕方ないスポーツ小説は初めて。
    続編がないのが、非常に残念。

  • わからない専門用語もたくさん出てきますが、気にならないくらいに勢いで読めてしまいました。とにかくプレイの臨場感がすごい。家族愛や恋愛の絡み方もとても素敵です。

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