ユニット

  • 文藝春秋 (2003年10月7日発売)
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本 ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784163222806

感想・レビュー・書評

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  • 聞いたことあるような事件の犯人が出てくる。
    本当に未成年の殺人犯は7年やそこらで
    世の中に戻ってくるのだろうか。
    こわい。
    100%更生しないとは言わないけど、
    この本みたいに、根っこがいかれてる人がいるのも事実だと思う。
    再犯の恐ろしさ。

  • ハラハラ。暴力は怖い。でも最後はハッピーエンドでよかった。

  • 妻子を殺された男。
    警官である夫からDVを受け、逃げ出した女。
    二人は同じ工務店で働く事になる。
    妻子を亡くしてから無気力になっていた男は、犯人の出所を知って個人的復讐を企てるが、女との交流のなかで心を開いていく。

    警官である夫は執拗に妻を追いかけ、ついに殺人まで犯す。
    その手を逃れるべく二人は工務店の保養所へ向かうが・・・


    少年にレイプ目的で妻と子供を殺害された男という設定は、実際にあった事件を思い起こす。

  • どんどん読めたYO

  • 暴力は暴力を産む

    この言葉を思い出した。

  • 妻子を殺した男・家庭内暴力を振るう夫・・・
    2人とも自分勝手で傲慢、読み進めていくうちに怖くなりました

    何かに取り付かれたように壊れていく2人と
    妻子を殺された男、真鍋と夫に暴力を受けていた裕子が
    立ち直ろうとする姿は対照的でした。

    法律では癒されない2人の痛みに入り込んでしまいます
    2人の行く末と題名の「ユニット」に納得です。


  • どんどん引き込まれて、あっという間に読了。
    ちょっとうまくいきすぎじゃないの?という感も。

  • 淡々と静かに物語が進んでるかのように感じながらも
    ジワジワと危険が迫って来る様子に
    一体どうなるの?と引き込まれて行く。。。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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