指輪をはめたい

  • 文藝春秋 (2003年10月7日発売)
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本棚登録 : 138
感想 : 39
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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163222905

感想・レビュー・書評

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  • 4

  • スケート中に転倒し頭を打ったことで、プロポーズする相手が誰だったのかを忘れてしまったテル。
    テルには、その時、3人の恋人がいた。

    なんだか面白そうと思い手に取りましたが、なんだったの?とちょっと残念な感じの読後感です。

    はっきりしないテルには、少しも魅力を感じないし、それぞれの女性達も、どこがいいのか分からないような設定。
    最後にたどり着く相手のために、そうしたのだと思いますが、イマイチでした。

    読みやすく、スイスイ読めましたが、今まで読んだ伊藤たかみさんの本の中では、私には合わないものだったかも。

  • 頭を強打し、数時間分の記憶をなくした主人公は、婚約指輪を買ったのに、渡す相手が誰かまで忘れてしまった。しかも、三股をかけていたために話がややこしい事に。誰に渡すかは割と最初で分かってしまったけど、それにしてもこの主人公が腹が立つの何のって!こんなやつ、不幸のどん底に落ちてしまえ!と思いつつ一気にラストへ。不思議系のオチや、ボカした結末は苦手なのですが、複数の女性たちに翻弄され疲労困憊する様はかなり楽しく読めました。

  • ミステリーかと思いきや、タイムスリップもの??よくわからない展開だった。スッキリしない終わり方でモヤモヤ。

  • まあまあ面白く読めた。
    結局SF?結末とか中途半端で読後感は微妙。

  • う~ん…夢オチなの?
    よくわからないな。

  • 映画化されるからと思い読んで見たんだけど…途中からなんだかよくわかんなくなって…

    うーん 結局 元カノが好きで忘れれなかったって事かな?

  • タイトルに惹かれて図書館にて借りました。

    結果、何にも面白くなかったです・・・。
    主人公の男性に全く共感できない。
    意外と映画版の方が見せ所がある作品かもしれません。
    (観てないですが(笑))

  • なんか、よくわからない話だったな。

  • 最初から結末がなんとなく読めた。しかも最後のうやむや感が残念。映画化しているようなので、そちらも観てみたい。

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著者プロフィール

いとう・たかみ
1971年兵庫県生まれ。1995年、早稲田大学在学中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第32回文藝賞を受賞し作家デビュー。2000年『ミカ!』で、小学館児童出版文化賞、’06年『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞受賞、「八月の路上に捨てる」で芥川賞受賞。主な作品に『ドライブイン蒲生』『誰かと暮らすということ』『 そのころ、白旗アパートでは』『秋田さんの卵』『ゆずこの形見』『あなたの空洞』など。

「2016年 『歌姫メイの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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