特別室の夜

  • 文藝春秋 (2004年3月10日発売)
3.09
  • (0)
  • (2)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784163227207

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2020.10.11-333

  • 老人医療に特化した豪華な病院で起こる、あれこれな話。
    長い上に大した結末でもなく、先が気になる展開でもない。

  • やっぱりお金か

  • なかなかおもしろい。巻頭に登場人物の説明ページがあり、これがありがたい。お金持ちしか安心な老後はすごせなくなった時代であり、そういう国になったようだ。

  • 東都大学付属病院の看護師、深沢理恵は湘南の老人病院の限られた裕福な人たちの病棟の主任として引き抜かれた。
    <br>高い入院費と引き換えにすべてが許される。その患者の死期までも。
    患者の寿命を決めるのは、神か悪魔か。老人医療の実態、その問題点にせまる。
    <blockquote>
    「地球レベルで人類の将来を考えるなら、出産の調整同様、寿命管理がやがて医療の重要なテーマになる。人生の終末期に至れば、病院で寿命の見積もりを受けた上で、自宅もしくは施設へ移され、自然な最後を迎える事になるだろう」
    </blockquote>

全6件中 1 - 6件を表示

伊野上裕伸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×