空中ブランコ

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 6298
レビュー : 1225
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163228709

感想・レビュー・書評

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  • 人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のヤクザ、ノーコン病のプロ野球選手。
    精神科医伊良部のもとには今日もおかしな患者たちが訪れる。

  • 空中ブランコを飛べなくなったベテランサーカス団員、尖った生き方をした先端恐怖症なヤクザ、強迫的にイタズラしたくなってしまう医者、イップスに罹った野球選手、小説が書けなくなった女流作家。そんな職業否定な心の病に罹ってしまった人たちの短篇集。どの話も治療をするというより伊良部が職業体験をしている感じで、出てくる題詞は「ぼく○○になれるね」と言ったもの。思い返してみると伊良部が楽しんでるだけで、どれもこれも完治はしてないんだよね。最後の最後にマユミちゃんが女流作家に照れながら話すところが好きです

  • 完璧主義は辛い

  • アニメから入った。アニメで十分に面白いと思ってたけど、本読んでからだと物足りないなあー!あれは無謀だったのだ。伊良部のキャラが汚いおっさんでなく、キモい熊で想像できたのは実にありがたかった。

  • 伊良部のファンになった。キャラ小説。

  • 『イン・ザ・プール』の続編。安心して読めました。
    相変わらず伊良部センセはゴーイング・マイ・ウェイ。そんで患者が上手く治っていく様子がとっても愉快。

    というか、別に伊良部センセが患者を治療してるわけじゃない。伊良部センセが生み出す環境で、患者自身の歯車が上手くかみ合うだけ。患者自身がそれに気づくだけ。精神は治療するもんじゃないよね。

    でも、昨今は治療の対象とされることも多い。そういう意味で、愉快に笑っているだけではすまされないのかもしれないね、案外。

  • 漫画のように一気に読める。前作よりも迷いがなく、面白いです。

  • ワンパターンだなーなんて思いつつほっこりする。

  • 請求番号:913.6/Oku

  • 伊良部先生大好きです。

    こんなに笑った小説ははじめて。

    彼のように生きられたらどんなに楽だろう。

    そんな勇気も度胸もないんだけどさぁ。

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2019年 『ヴァラエティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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