- 本 ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163228907
感想・レビュー・書評
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彼氏いない歴二十八年の奈津美と仕事の付き合いや職場の友人、干渉する母親、一時二人暮らしになる軽度の鬱の妹等との日々。訪れ出す恋愛への及び腰さや、干物だったり飲み込まれたり止めの入らない自暴自棄等、現実味と非現実っぽさのバランスが独特。姫呼ばわりするお見合い相手には次第に慣れて丸め込まれてしまった。
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ライトノベル的。
むかしでいうと源氏鶏太みたい。 -
面白かった〜!
幼少時に辛い経験をした子は
大人になっても辛い人生…みたいな話が多い中、
主人公がとにかく前進前進な子なので
元気が出ました。
過去に負けないで、自分の人生を掴み取る!
ステキです、姐さん!
後輩、青ちゃんナイスキャラ。 -
主人公の変化とか成長とかをいっしょに感じていけるところが、とっても読み応えのある一冊。個人的には青ちゃんが大好き
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漫画を読むようにスラスラ読めました。普通におもしろかった。
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おもしろかった。ギンポ君かっこいいよギンポ君。
でも主人公はギンポ君の良さに気づかず、中野さんに恋してると思ってるんだよね。困った時に頼ってるのも安心するのもギンポ君なのに。
外から客観的に見ればわかることも、自分だと感情の揺れでしかはかれないから恋って見誤るのかも。
でも最終的にはうまくいく感じでよかった。
それもこれも、主人公が仕事にも何にでも誠意をもって取り組んでるからだと思う。見ようによっては八方美人だけど、いろんな人と楽しく過ごしたいって欲求は悪くないし、遅くきた青春って感覚は、自分にもわかるなァ。だから読んでいて楽しかったっていうのは、主観的過ぎる感想だけど、、、感想だからいいか。笑 -
図書館で借り手読んだのだが
なかなかに良くて
なかなかに手元にほしい感じがします
なかなかの胸きゅんです -
あまりに特定の女性作家ばかり続けて読んだので、本屋さんのポップにつられて買ってみた本。
最初は文体がちょっと恥ずかしかったけど、だんだんとリズミカルさだけ残すいい感じに。
私はわりとずっと主人公に共感できて、最後まで面白く読んだのだけれど、ラストが急におとぎ話で苦笑。母親との葛藤も、もっと描いてほしかったなぁ。
少しばかり残念感もあったけど、他の作品ももっと読んでみたいと思える本でした。
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