龍時 03-04

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163231501

感想・レビュー・書評

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  • ブラジルW杯にあわせて、読みました…

    事実をもとにしたフィクションです
    実在する選手がつぎつぎと出てきます…
    なので、フィクションはフィクション、ノンフィクションはノンフィクションとして読みたいわたしのようなタイプには、ちょっと期待はずれでした
    それに、実際にアテネ五輪を率いた山本さんの解説でW杯放送を見てしまったあとではとくに…

    それに、わたしはスポーツは、民族がどうの国がどうの、愛国心がどうのを論じる場ではないと考えてるので、その価値観もどうも苦手のようです

    ただ試合の描写がこんなにていねいな作品はほかにはないとおもうので、その点ではおもしろかったです

  • サッカーアテネオリンピックが舞台。
    プレーの描写が相変わらずいいです。
    決勝で、ブラジルとこんな試合できたら面白いだろうな~
    著者が亡くなられて、続編が読めないのが残念です。

  • 未完ながら一応の区切りがついた最終巻。試合や試合に関わる記述が中心で面白かった。続きが読みたいが読めずに残念。

  • サッカーを題材にした小説。 非常に完成度が高く読み応え満点。 続編を期待したいところだけど、作者が没してしまっている 今となっては無理な願い。 非常に残念。

  • 前作に続いてサッカーサクセスストーリー

    今回はスペインリーグではなく、アテネ五輪を舞台にU23日本代表を率いて龍時は躍動する。

    野沢氏がなくなったため龍時の冒険は終わってしまった。これが最後なのは本当に残念だった。続きが読みたかった。

  • 個人的には3巻が1番好きかも。
    リュウジが認められ、必要とされる存在に成長していることがすごく嬉しいと共に、試合のリアルな描写が読む者を惹きつける、そんなお話だと思います。
    続編が読めないのは本当に残念ですが、龍時という本に出会えてすごくよかったです。

  • 自分の中に愛国心のようなものが芽生えた気がします。卒業式の時に前に掲げてある国旗や国歌斉唱の時、なんとも言えない変化がありました。

    4巻も楽しみにしてたのですが…亡くなってしまって本当に残念です

  • ワクワクしながら読んだ
    こんなに続きが気になって仕方ないスポーツ小説は初めて。
    続編がないのが、非常に残念。

  • ここでお話が途絶えてしまったのがとても勿体無いと思います。龍時がどうなっていくのか…野沢さんの頭のなかにはどんな展開が描かれていたのでしょうか。

  • ついさっき一晩で読みきった。この巻ではアテネ五輪本戦が描かれる。チームメイトは作者が開幕以前に考えた日本代表たち。大久保嘉人などやはり実名で出てくるのだが、初めは身近すぎて気になってしまった。鈴木啓太の名前が出ると、哀愁がチラついてしまう(物語では出場するが、実際には選考から漏れた)。
    しかし、面白かった。梶との付かず離れずの信頼関係、父の想い。そしてメインとなる監督との確執。
    と同時に、リアルすぎる青い姿は、現実世界にリュウジが来てくれれば……との思いを強めさせた。それなのに、今の時代にリュウジはない。06年W杯をどんな気持ちで見つめたのか、平野監督はオシムの姿と重なり、2010年にはどこにいるだろう……。01-02にてリュウジが言う二十年、その後の引退の姿まで、私は知りたいと思ったのに。あとがき読後には大きなため息が出た。
    それと私は代表よりもクラブチームを身近に感じる方なので、地元サポーターとの交流が多かった1巻目の方が好みだったかもしれない。
    文庫版が刊行されている(買わなければならぬ本リストに追加)。

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