霊鬼頼朝

  • 文藝春秋 (2004年10月8日発売)
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感想 : 5
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  • 本 ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163233901

感想・レビュー・書評

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  • 人間て恐い。

  • 血の業というか、抽象的で捉え所がない因果のようなものが文章を通して迫って来る。奥羽の風塵が好き。

  • 09/10/21 鎌倉時代の源氏モノ。

  • 実は高橋克彦さんと間違えて借りてきた・・・orz  
    源頼朝と関わった人たちの物語。義経、頼家、実朝、公暁といった悲しい人生を送った人々が主人公。
    頼朝は殆ど出てこないのに、それぞれの人生に大きく恐ろしい影響を残しています。
    時代物は好きだけど、江戸や平安といった時代は、よく見かけるのに、考えてみれば鎌倉時代の物語を読むのは初めて。
    最初は、時代の流れや設定にイマイチ乗れず、面白くないかも・・・と思ったのに、気が付けば、かなり夢中。
    物語の最後で、話がグルリと一周して、最初に繋がる・・・
    こういう話は、とっても好きです。

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著者プロフィール

(たかはし・なおき)1960~。東京都生まれ。1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。1994年、「悲刃」で第1回松本清張賞候補。1995年、上記作品収録の『闇の松明』が山本周五郎賞候補となる。1996年、「異形の寵児」が直木賞候補になり、1997年、同作及び「非命に斃る」収録の『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞するなど、本格的な歴史作家として活躍している。著書に、『日輪を狙う者』、『山中鹿之助』、『大友二階崩れ』、『虚空伝説』、『異形武夫』、『湖賊の風』、『裏返しお旦那博徒』、『平将門 射止めよ、武者の天下』、『霊鬼頼朝』、『天皇の刺客』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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