アキハバラ@DEEP

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1399
感想 : 237
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163235301

感想・レビュー・書評

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  • 石田さんの書いた物は、面白いらしいと、聞いていたり、
    ご本人が特ダネのコメンテーターとして発言していたのを見て、気になっていた。

    なので、短編集を借りて来て、読んでみるかと思ったけど、
    人気作家なのか、図書館で貸し出し中の本ばかりだったので、コレを読む事に。

    ちょっと、ご本人のイメージと違う文章書くなと、思った。
    テンポもキャラクターも魅力的で、とっても読みやすく、すらすらと。
    そして、石田さんの作品は、映像化しやすいだろうなとも思った。

    この話も、映画化したらしいけど、そちらは未視聴。
    ただ、私の頭の中での映像化でのキャスティングは、
    ページ:電車男の伊藤淳史
    タイコ:ドランクドラゴンの塚地武雅
    ボックス:ポカスカジャンの大久保乃武夫
    アキラ:西遊記に出てた、水川あさみ
    イズム:顔は知らんが、存在は知ってた、SナKジラ
    ダルマ:レスラーで政治家の馳浩
    な感じ。

  • 今更やけど読了。一気に読めた!ネットの世界はもう今はもっと進んでしまったけど、リアルタイムで読んだらもっとわくわくしたかなぁ。

  •  本が重い.ページが多い.最初はそう思った.しかし,読み続けると,ページが多くてまだ読めるという気持ちがわいてうれしかった.私自身は障害など持っていないと思っているが,それでも周りと違う感じはする.そしてなんか苦しむ.この本はそれでもいいんだよと励ましてくれるような気がした.
     自分にとって面白おかしいテロ活動.自分の人生も,不安で苦しい人生より面白おかしい人生のほうがいいなぁ.

  • オタクが資本主義に立ち向かう小説。スピード感のある文章に、魅力的なキャラクター像で、ひたすら先が気になる。ラストは、個人的にイマイチ。完結した感があまりなくて、主人公たちが宙ぶらりんのままで終わっちゃうから。

  • この本の中で本名が出てこないキャラも何人かいます。
    ぺージ、ボックス、タイコ、アキラ、イズム、ダルマ
    大抵はこの呼びかた。キャラクターに大事なのはそのキャラがどういう考え方で、どう過ごしているか、とかなのでしょうね。
    そこだけをとっても石田衣良さんは凄いです。

  • 今まで読まなかったのが勿体無い!って思う一冊になりました…。クルークすげぇ!クルークまじ凄い!! 想像力というものに感嘆と感動です…!! 身近な世界から一気に近未来までワープですよ。現実にはこんなのは開発してないんだろうか…。実際に作ってたらwktkしますねっていう。

  • 秋葉原を舞台にしたストーリー。題材が素晴らしいし、しかもちゃんと終結がまとまっている。石田衣良さん、ギャング系だけでなく、ヲタク系も描けちゃうところがスゴイ。

  • ・4TEEN、IWGPに続けて読んだ
    ・2つと全く違う話なはずなのに良い意味で共通している
    ・若者の心の書き様が現実よりリアルに見える
    ・堀江貴文氏の「拝金」「成金」でもそうだが、孫社長をモデルとして
     作られたキャラクターは大抵悪役な気がする

  • ITの道を目指す原点になった本です。

  • ストーリーは面白かった! でも石田衣良はオタクじゃないね。細部に突っ込みどころが多数。それともこれはお宅への罠?

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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