STAR EGG 星の玉子さま

  • 文藝春秋 (2004年11月4日発売)
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  • 本 ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163235509

感想・レビュー・書評

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  • 星の王子様ではなく、玉子(たまこ)さんが愛犬のジュペリとほかの星々へ旅行する話。

    小さな星にいるひとたちはそれぞれ奇妙な生活をしているようで、本家の『星の王子様』を彷彿とさせる感じ。巻末の解説文が、理系の先生らしい説明でとても興味深かった。
    最後に出てくる地球(と思われる星)の解説が唐突に説教くさくなってしまったのはすこし残念。もっと夢を見させてほしかったかな。

    森博嗣さんはイラストも描けるということを知った。多才なひとだ。

  • 孤独と寂しさは何が違うのでしょうか。毎日中夜、孤独を感じて震えています。砂糖菓子をカリッ、口に含んでああ寂しいと呟きます。宇宙には世界にはこんなにも沢山の人間が動き、肩と肩がぶつかろうと振り向かず行くのです。寂しい、なんて外では漏らしません。消えそうなほど孤独だ、なんて知られぬよう、皆着飾り鎧をはり原型も内面も留めぬメイクをして笑っているのです。あの日からずっと、私は笑っていました。あの日からずっと、、、泣いているんだ。

  • 「星の王子さま」
    ではなく「星の玉子さま」のお話。

    宇宙にたくさんある星のひとつに住んでいる玉子さん。
    おじいさんお手製のロケットに乗って、彼女は様々な星を訪れる。
    ビリヤードの星、建築家の星、きこりの星・・・等等。
    どれもが小さくて、特徴を持っている。
    玉子さんが持つ疑問は、物理の法則であったり、哲学的な問いであったり。

    いろいろな視点から読むことのできる絵本。
    最後のページには解説付。
    物理の法則も、哲学的な問いも、はたまた環境問題も、
    玉子さんと一緒に考えることのできる絵本。


    一番最後に玉子さんが行き着く星で、何を感じるのか。
    できればプラスの感情であってほしい。

  • 玉子(たまこ)さんと、犬のジュペリ

    おじいさんの作ったロケットでいろいろな小さい星へ

    最後にそれぞれのファンタジックな星を論理的に?解説しているのが面白い。

  • 2018/06/16読了

  • 【三角の形をした星って想像できる?】

    表紙をみてみると、サン=テグジュペリの『星の王子さま』かと思いますが、こちらは森博嗣『星の玉子さま』という絵本。

    玉子さまはロケットに乗っていろんな星へ旅に出かけます。その星というのが、おじいさんが一人でビリヤードをやっている星や、三角の形をした星、電信柱が1本だけある星などちょっと変わった星ばかりです。

    ビリヤードの玉はいつもビリヤード台の真ん中の穴に入ってしまうのはなぜか。丸い星に比べて三角の星はぐるっと一周するのが難しいのはどうしてか。電信柱が1本しかない小さな星に何本電信柱を配置したら電線を一周できるのか。

    こんな風に、質問を投げかけて引力や宇宙のことなど科学的なことを考えるきっかけも与えてくれます。普段考えたことがないようなことなので面白かったです。本の後ろに書かれている解説があります。
    それぞれの星について1つずつ説明師弟くれているので、こちらも読んでほしいです。

  • 森博嗣お前・・・イラストも描けるのか・・・

  • たまたまこの本(絵本)の事を知りました。たまごさまかと思いきや、たまこさまなんですね。いや、人の名前だから普通そうか…
    科学的な意味で考えさせられる事がある星がいくつも出てきます。ただその中で、孤独というテーマが際立っているように感じました。

  • 意味不明

    私の理解力不足なのか、この本で何を言いたいのか全く分からず。

    面白いとか以前の本でした。

  • 森博嗣さんの絵の上手さにびっくり!多才だなぁ!可愛らしい絵なのに、文章は科学的で、哲学的で、やっぱり森さんでした。「この大きな星には、何があるのかな。きっと、沢山の孤独があることでしょう。」「『夢』という言葉が、忘れるための呪文かもしれません。」

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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