オレたちバブル入行組

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  • 文藝春秋 (2004年12月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784163236001

みんなの感想まとめ

バブル時代の銀行を舞台にしたこの作品は、主人公の半沢直樹が上司の私利私欲に立ち向かう姿を描き、痛快なストーリーが展開します。原作はドラマ同様、サラリーマンの奮闘を勧善懲悪の視点で描き、読者に分かりやす...

感想・レビュー・書評

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  • ドラマが面白く、十数年振りに原作を読んでみた。
    バブル時代に銀行に就職した半沢直樹がその苛烈な性格を存分に発揮する痛快な話しである。
    上司の私利私欲によるツケを部下の半沢に押し付け会社での評価を下げさせ出向させようとするが、それに屈しないどころか反抗する。倍返しだ。作中では十倍と述べていた。
    原作もドラマもどちらも面白いですね。

  • 痛快という言葉がぴったり当てはまる一冊。銀行という特殊な世界を読者に分かりやすく、かつテンポ良く描く筆致はさすがの一言。

  • 息子へ)
    2013年、最高視聴率をとったドラマ「半沢直樹」の原作。

    作家、池井戸潤は、今、とれも売れっ子作家と言うこともあって、(ブックオフが半額セールということもあって、)本書を手にした。

    ドラマさながら、サラリーマンの話でありながら、勧善懲悪の刑事小説風にできあがっている。

    先にドラマを見てしまっているので、小説に出てくる登場人物も、ドラマの俳優さんイメージにひっぱられる。原作とは若干、話の内容は違うが、だいたい同じ。。。

    ということは、ドラマだけにとどめて、原作は読む必要がなかったということか????おもしろい話であることは間違いないが、、、。

    ということで、君には、ドラマか原作、どちらかを一つだけ楽しむことをすすめよう。

    (お父さんの本の買い方)
    BOOK・OFF \200円 (半額セール)
    (読め、もしくは、読むな)
    読みたければ読め!
    (君が・・・歳のころに)
    社会人になって組織の不条理を感じたら

  • 八方塞がりな状態から打開していく様が爽快。

  • オレたちバブル入行組

    言わずと知れた「半沢直樹」の原作本。
    銀行マンだった著者だけあって、プロットや物語の進行もよくできています。
    有名な「倍返しだ!」は「十倍返し」というフレーズが一回出てきただけです。その点は脚本に売れた理由ありかと思います。
    逆に土下座させられる木村部長の視点とかも番外編であると面白いかと。
    さくっと読めて面白い、ベストセラーの王道を行くシリーズだと思います。

    竹蔵

  • TBSで7月7日から放送「半沢直樹」のドラマ化までに読んでおきたかった。
    「オレたち花のバブル組」は既に読了済であり痛快だったから、今作もと思いつつ、期待を裏切らなかった。
    舞台は、産業中央銀行大阪西支店長のごり押しで5億円の融資を行った西大阪スチールが倒産した責任を融資課長である半沢問われる。しかし、「基本は性善説、しかしやられたら倍返し」で半沢融資課長のここまでしつこく反撃する姿に痛快だがハラハラもした。
    ドラマ化決定で堺雅人さんが演じられるということで、あまりにもピッタリで、ドラマも益々楽しみになった。

  • テレビドラマ「半沢直樹」原作。

    ドラマがとにかく面白くて原作も読んでみようと手に取りました。
    池井戸作品はこれまでにも何冊か読んでいて
    映像化しやすい面白い作品を書く作家さんだと知っていたのに、
    本作は読了前にドラマ化されてしまい、ただただ悔しいです。
    内容も秀逸なので尚更悔しい!笑

    ドラマを先に見てしまった影響と
    ドラマが原作に忠実なストーリーだったため、
    頭の中では堺雅人さんで完全再生されてしまいました。
    ただテレビドラマより原作の半沢のほうが
    毒舌でえげつなく、ハラワタが煮えくり返っている描写がある分、人間らしいです。
    そして花ちゃん(奥さん)に若干疎まれているという。笑
    半沢さんも普通のおじさんだねー。
    それでいいよ。それがいいよ。

    本だと冷静にストーリーを追えるので感じたのですが
    半沢は懲悪以上のことをしていますよね。
    そういう意味では、支店長さんと半沢とそれほど変わらないだよな…。
    本当に銀行がこんな感じなら、
    銀行員ほど信用のならない人種はいないんじゃないか、と思えてしまう。笑

    それにしても、原作はタイトルが駄目すぎます。
    もう少し編集者がんばれ!
    女で、バブルも経験せず、銀行と関係ない業界に身を置く私には読みたいと一ミリも思わせないタイトルです。

  •  か、かっこいいー!!半沢課長、かっこいいですー。
     あわや出向とまで、追い詰められた半沢さんが、最後に浅野を巧く操って営業第二部次長っていう、エリート中のエリートポストの収まるとは・・・
     銀行に背任していた浅野にそんなすごい権限あっていいの!?っていうコメントは置いておきます。とにかく、半沢さんの手腕がすごすぎるから。


     5億円もの融資の貸し倒れの責任を押し付けられて、本部へヒアリングのために出頭させられて、裁量臨店とかまでされて、上の人に罵倒されまくっても顔色一つ変えず、自分の主張を貫き通す半沢さんはものすごい。
    そんな人間、いない!!
    でも、そんな半沢さんが、超、かっこよかった。


     まあ、最後の最後、半沢さんの下した結論は賛否が分かれるかもしれないが、私はアリだと思う。やっぱりオトコはこのくらい肝がすわってて、頭が良くなくては、いけない。

  • ドラマは見てたが、原作は初読み
    どうしても堺雅人のイメージで読んでしまうが、おもしろかったです

  • 『感想』
    〇原作があって映像作品があるものって、原作の方が深みがあって絶対に面白いものだと思ってた。良い映像作品を見た後に原作を読むと、さらに楽しめた経験ばかりだったからだ。

    〇この作品に関しては、原作も魅力的なのだが、映像作品の役者の演技力が違う魅力を生み出していることがわかった。

    〇原作を読んで、また映像作品に戻りたくなる。こんな経験は初めてだ。

  • 面白い!ドラマ見てても楽しめた。ホントに十倍返しと言ってた!!

  • 崩壊した銀行不倒神話。給料もポストも減り、逆境にさらされても―銀行員(バンカー)よ、顔を上げろ!融資課長・半沢直樹の意地と挑戦を描く痛快長篇(amazonより抜粋)

    銀行員にはこんな辛さがあるのだと思い知らされる一冊でした。
    どこの会社でも大変さは一緒だという真っ当な意見は置いて、この一冊を読んだ若者がそれでも銀行員になりたいと思うのかと一瞬思ってしまいました。
    粉飾・計画倒産・五億円の負債・責任転嫁・出向などなど。
    たくさんの銀行用語が飛び交っていましたが、それでもずっと楽しめました。
    ここが池井戸さんの巧みなところだと思う。
    駄目だと思った場所からの大逆転劇は毎回面白い。
    面白いと感じさせてくれるくらい見事だと思います。

    読んでいて「こんな展開はないよ」と思うかもしれないけど、そこが気持ちがいいです。
    きっと池井戸さんなら綺麗にやってくれるだろうと思いながら読んでいます。

    読了感がここまで気持ちがいいのは池井戸さんの他になかなかいないと思う。

  • 池井戸氏の小説はどれも痛快。主人公が窮地に追い込んだ上司を逆に追い込むパターン。最後は少し自分に妥協して完全な正義の味方にならないところが人間味があっていい。

  • 話のテンポが良いのであっという間に読み終わった。
    読んでて、途中からこっちまではらわたが煮え繰り返りそうになってしまった。
    最後、もっとコテンパンにとっちめて仕舞えばいいのに…!!!って思うくらい、半沢の味方になりながら読めて面白かった。

  • 間違いない展開
    安心して読める作品です。
    ドラマも見てなかったので最初から読み始めました。銀行に就職するところから話が始まります。

  • ドラマが面白かったから読んでみた。ドラマと結構違いがあって驚いたけど、面白かった!
    知識がなくても楽しめると思うけど、簿記を取得したり金融をかじったりしていたのが内容把握に役立って一層楽しめた気がする。

  • ドラマがヒットした事が分かるエンタメ作品。分かりやすすぎるくらいに勧善懲悪で、悪が徹底的にやっつけられていく様に怖いくらい気持ち良さを感じてしまった。これは現代の水戸黄門といえるのではないだろうかw

  • 半沢直樹シリーズ第一作目。
    東京中央銀行大阪西支店の融資課長である半沢は、西大阪スチールへの5億円融資焦げ付き事件の責任を負わされることになる。社長の東田は失踪し、融資を強引に進めた支店長の浅野は責任逃れに動く。銀行内部では保身や出世争いが渦巻き、半沢は孤立しながらも同期である渡真利らの協力を得て真相を追っていく。

    調査を進める中で、粉飾決算や架空取引、銀行と企業の癒着が明らかになっていく。上司に逆らえば出世は絶望的という状況でも、半沢は証拠を積み上げ、5億円回収と逆転を狙うストーリーは常に程よい緊張とワクワク感が続いてとても面白かった。
    ドラマで有名になった「やられたらやり返す。十倍返しだ!」のセリフが出たときは本当に原作でも言っているのかと感動した。

    銀行という巨大組織の理不尽さとその中で責任を押し付け合う人間たちの姿がリアルに描かれていて会社ってそうだよなと思いながら読了。
    勧善懲悪物として完成されていてドラマは見ていないがそりゃ話題になるなと納得した。

  • 半沢直樹シリーズの1冊目。テレビで今年話題。確かに面白く、俺も和代ちゃんもハマった。 しかし、本はどうだ。読みやすいが、設定や台詞がテレビの方が面白いとは何事や。 大阪支店での西日本スチールの偽装倒産を追いかける様を描く。

  • ドラマに興味がなく、観て無かったけど、随分話題だったので本当に今更ながら原作を読みました。
    銀行内部と融資先ととの攻防が緊張感があり一気に読み進められました。ほんの少しの金融知識が無いと全体像を掴むのに苦労するかな?とも思いましたが、各所で解説が入るので問題ないかと思います。
    読後は爽快感がありながらも先行きにまだ困難があることを示唆していた終わりに、続きが読みたくなる衝動が湧いてきます。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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