青いあひる

水木楊

• 文藝春秋 (2005年2月21日発売)

感想・レビュー・書評

[junjun131さんの感想 · 2010年3月21日]

題名に惹かれて図書館で借りる。
が、全部は読めなかった。

題名の「青いあひる」「イエスタデイ・ワンス・モア」を読む。全6話。
「青いあひる」は終戦前後の上海での話。最初にこれを読んだので、他のを読むのを躊躇してしまった。
返却日を過ぎてしまい「イエスタデイ・ワンス・モア」を読んでちょっと後悔する。
こっちが最初にあったのに、逆から読んじゃったから～。

「イエスタデイ・・」の方が読書後ほんわかした気持ちになれた。
企業戦士として我武者羅に働いたサラリーマンがロンドンでクラシックカーを落札する。日本に持って帰ったが、日本の生活リズムには合わず、泣く泣く手放すが・・・

筆者は1937年生まれなので、ちょっと馴染みにくいなぁ。