容疑者Xの献身

著者 :
  • 文藝春秋
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  • / ISBN・EAN: 9784163238609

作品紹介・あらすじ

これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。

感想・レビュー・書評

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  • 男性の惨殺死体が発見される。
    天才物理学者VS天才数学者
    「献身」という名に隠された事件の真相とは。

    久しぶりの読書です。
    読書復帰にはやはり東野圭吾さんを選択。
    読み進めているうちに、あれこれ映画かなんかで見たぞ。。。となりましたが既知でも面白い!!

    天才数学者が愛する人を守るために犯罪を犯す。
    愛する人に自分は生かされているんだと。
    人生に絶望していた自分に現れた女神だと。

    私としては、その人に生かされているという思い込みによる執着や依存を愛と捉えてしまったのではと思いました。
    絶望の淵に立っている時の小さな光は偉大に見えますから。
    愛というよりは光をくれた恩返しなのかもしれません。

    天才数学者の友人であるガリレオ先生は
    君の才能を間違った方向につかうなんて。。。と嘆きます。
    犯罪を肯定する訳では無いですし確かに間違えています。
    でも天才数学者にとっては間違えではなかったはず。
    生きたいように生きれず絶望の中見つけた光。
    それを守れるのであれば彼にとっては正解だったのでしょう。

  • 凄く心揺さぶられました!
    これは誰にでも、お薦めできる作品ですね

    なんとなく内容を知っていましたが、
    それでも面白く一気読み…でした

    天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神。
    密かに想いを寄せていた隣人の女性の衝動的殺人をかばうため、完全犯罪を企てる。
    完璧なアリバイ作りと、そのトリック!
    皮肉にも彼の、かつての親友である物理学者の湯川がその謎に挑むというストーリー

    ここまで人を愛せるのだろうか…⁉
    無償の愛というのかな…、切なすぎた!
    そして男同士の友情も、じーんとしました

  • 白夜行に続き、二冊目の東野圭吾です。読み始めた理由は母におすすめされたからです。
    さあ、読もう...という前に簡単にあらすじを調べたらこれはガリレオシリーズの三作目?だったらしく、途中から読んでもいいのか?と思って調べてみたらこのシリーズはどの作品から読んでも楽しめるそうです。この本はザ・ミステリーでミステリーにはまっている自分にはまさに最高のシリーズなので、ほかの作品もどんどん読んでいきたいです。

    ちなみにシリーズの中ではこれはかなり有名!

  • 今までのが短編集だったのに対して、今回は長編物でした。

    感想は、今までよりも断然こちらが面白い!!
    パタリロ好きの私は、とっても満足でした。

    探偵ガリレオが物理学者、対する容疑者は数学者。
    非常に高いレベルでの戦いでした。
    今までの作品は謎解きだけでしたが、今回は感動して涙する場面もあります。
    犯人の心情がよく理解できてしまうのは 私が女の人にもてないから??

    この本はさすが直木賞作品だと思いました。
    これはミステリー好きの方にはおすすめの作品です。

  • 東野圭吾作品は初めて。おもしろくてどんどん読み進められました。
    物語のヒントにもなる視点を変えないと解けないという話が興味深かった。物語の端々に違和感を感じさせながら、それが意図的な誘導であるとして、最後まで進んでいく。全て論理的に進めたはずの犯人の誤算が人の心であったと思うと、犯人の人物像の造形もよかったと思う。

  • 情景が浮かび、ただただ切なくなる。才能があってもそれを活かしきれない人生があるのもまた現実。何回読んでも引き込まれてしまう。素敵な一冊

  • ガリレオシリーズ初の長編。
    待ってましたって感じ。短編でもそれはそれで面白いけど、どっぷり浸かる感じがたまらない快感。
    しかも、タイトル通りの容疑者の献身。愛する人のために我が身を犠牲にしてでも貫こうとする正真正銘の愛。
    最後は胸が締め付けられます。

  • ちょっと衝撃が強すぎて感想が書けない…
    文中に、「人に解けない問題を作るのと、その問題を解くのとでは、どちらが難しいか。」
    というセリフが出てきますが、この言葉がなんて奥深いこと・・・

  • 心に残るミステリーのひとつ!
    謎解きだけど読ませるミステリー!
    ラストは全てが揃い足元がなくなる感じに〜

    ぜひ〜

  • とても引き込まれた。一つの過ちからこんなに人を巻き込む大きな事に発展してしまうなんて、と恐ろしさを感じた。
    終盤に出てきた「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある」という言葉が印象に残った。

  • 天才同士の対決を見れて内容は面白かったし、泣けた!
    このページ数でこの満足感は凄い!
    愛ってそんな形があるんだな、と感心してしまいました。

    読み終わった次の日にプライムで映画も観てしまった笑
    そしてまた泣いた!笑
    それぐらい良い作品!
    これぐらいのページ数の作品を映画にするのが丁度いいのかなと思いました。

    この作品を読むとガリレオのファンになっちゃいますね。
    『沈黙のパレード』と『真夏の方程式』も絶対に読みます!

  • 本読み友の歴代凄い本の一冊ということで読み始めたが、2頁目で直ぐに判った。これは何度も見た堤真一と松雪泰子さんの映画だと(映画の題名を覚えてなかったので気づいてなかった汗)。容疑者Xの献身でググると何故か福山雅治が出てくるのだが私にはこの映画は堤さんと松雪さんの記憶しかなかった。最後の警察でのシーン、忘れられない。
    でもこの中の湯川先生が福山雅治で、後のガリレオになったんですね。って友達からこの本の続きがあって大人気テレビ作品と聞くまで知らず、呆れられた(笑)
    映画を先に何度も見ているのでトリックなども判って読みましたが、映画はしっかり小説の真意を曲げず忠実に再現されてたなぁと思いました。好きな映画だったので。
    私の東野圭吾さん一作目ですが、人気あるの理解した。

  • 悲しく切なくいい話でした。
    映画版の役者さんを思い浮かべながら読んだので読みやすかったです。
    改めて堤真一さんと松雪泰子さんがピッタリだなと思いました。

  • いまさらシリーズ!
    東野圭吾を読もうと思って図書館にあったやつを適当に借りたのですが
    これ、ガリレオシリーズってシリーズものなのですね…
    無知…( ;꒳​; )
    知らずにシリーズあとのほうの借りちゃったよ…

    とりあえず、泣けた!
    途中まで真意がわからなかったけど、
    最後の最後でほんとに泣けた!!
    そんでそのあとにタイトルが沁みる!!( ;꒳​; )

  • 東野圭吾の作品の中でも断トツに好きな物語。とにかく読んで損はない作品です。

  • 2022/01/30(日)記述

    容疑者Xの献身 2005
    東野圭吾による作品。
    単行本2005年8月文藝春秋刊
    文春文庫2008年8月10日第1刷
    初出「オール讀賣」2003年6月号~2004年6月号
    2004年8月号~2005年1月号(「容疑者X」を改題)

    東野圭吾氏は今や誰もが知る小説家だ。
    世の中に広く知られるきっかけとなったのは間違いなくこの作品だ。
    この容疑者Xの献身以前と以後では東野作品は異なる。
    誰かをかばう為に無実の人が自ら虚偽の自白をする。
    なんということだろうか。
    たとえ家族であってもこうはできまい。
    直木賞を獲得できたのも納得だ。
    私も初めて東野圭吾作品を読んだのは2012年。
    もう10年前だ。そしてそれはこの作品だった。
    ただこの作品後の東野作品は時々、この手の誰かをかばっているパターンが
    何度か出てきて流石にしらける。
    もちろん小説家は大量の作品を書き続ける力が大切なので量産できることは
    必要不可欠ではあるのだが・・・・
    他に石神の数学を学ぶ理由を生徒達に教える所などはなるほどと思わせる所がある。
    ただ学校教育レベルの数学はあくまで数学の資質を持つものを選別する意味しかないのだという身も蓋もない現実がある。
    受験数学と本来の数学との違いを指摘する人も多い。
    まあ、そもそも受験数学、学校の定期試験レベルの数学でも難しい人が多いのが現実なのだからその辺は石神も諦めてもらうしかないと思う。
    また男女の愛、ルッキズムなど橘玲氏がよく指摘する問題も内包しており色々考えさせられる所が多い。

    印象に残った所

    これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。
    いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。
    石神のあの無表情の下には、常人には底知れぬほどの愛情が潜んでいたのだ。

    微分積分なんて一体何の役に立つんだよ。以前、森岡が発した質問を石神は思い出した。
    オートレースを例に出して、その必要性を説明したが、果たして理解できたかどうかは怪しい。だがあんな質問をしてきた森岡の姿勢が、石神は嫌いではなかった。
    なぜこんな勉強をするのか、という疑問を持つのは当然のことだ。
    その疑問が解消されるところから、学問に取り組む目的が生まれる。
    数学の本質を理解する道にも繋がる。
    ところが彼等の素朴な質問に答えようとしない教師が多すぎる。
    いや、たぶん答えられないのだろうと石神は考えていた。
    本当の意味で数学を理解しておらず、決められたカリキュラムに従って教え、
    生徒に一定の点数を取らせることしか考えていないのだから、森岡が投げかけたような質問は、ただ煩わしいだけなのだ。
    こんなところで自分は何をしているのだろう、と石神は思った。
    数学の本質とは無縁な、単に点数を稼がせるための試験を受けさせている。
    その採点をすることにも、それによって合否を決めることにも、何の意味もない。
    こんなものは数学ではない。
    もちろん教育でもない。

    森岡じゃなくても、ここにいる他の誰かがなるかもしれない。
    その誰かのために数学という授業はある。
    いっておくが、俺が君たちに教えているのは、数学という世界のほんの入口にすぎない。
    それがどこにあるかわからないんじゃ、中に入ることもできないからな。
    もちろん、嫌な者は中に入らなくていい。
    俺が試験をするのは、入り口の場所ぐらいはわかったかどうかを確認したいからだ。

  • 余りミステリーものは好きではないけれど、先が気になって、どんどん読み進めてしまいました。楽しかったです。

  • 石神さん。
    あともうすこしで完全犯罪を成功させていたはずが…。

    悲しすぎる。

  • ようやく直木賞を受賞した東野圭吾の代表作。

    密かに隣人の花岡靖子に憧れを抱く数学教師・石神。
    ある日その靖子が元夫である富樫を殺害してしまう。
    その事実を悟った石神は、靖子の為にある策を講じる事にした。

    一方、警視庁捜査一課の草薙は靖子の近辺を調査するうちに、
    石神が親友の物理学者・湯川の同級生である事を知る。
    湯川はその事実を聞き、自身が天才と認めた相手である石神に会いに行くが。。。

    いわゆる「ガリレオ先生」シリーズであるが、前2作は短編集であるのに対して
    湯川学が初の長編登場である。
    シリーズの展開は概ね「超常現象じみた事件を物理学者である湯川がバッサリ斬る」といった感じで、
    どちらかと言えば楽しげな内容であった。
    が、
    本作はシリーズの空気が一変。
    超常現象もなければ、物理学的な解説も無い。
    ただ“天才・石神”vs“天才・湯川”の構図があるだけだ。
    石神は学生時代、湯川が唯一認めた相手。
    最初は「昔の良きライバル」に出会えたという事で石神と会っていた湯川だが、
    徐々に石神への疑いを深めていく。そして疑いは確信へと変わっていく。。。

    結局、石神を理解できたのは湯川だけだったのだろう。
    石神の愛情とその献身。そして靖子を救う為に考え出された策。
    その素晴らしさと奥深さにはしてやられた。
    感動と悲しみが心に残る。

    それにしても、石神の行ったアリバイトリックにはやられた。
    まさか捜査の大前提を覆しているとは…。
    これを考えた東野圭吾はやはりすごいと感心せずにはいられない。
    小説としての感動と、ミステリとしてのトリックが高いレベルで融合した逸品。
    文句なしの満点。是非読んでほしい。


  • 悲しいお話でした。
    また、珍しく後から読み返したりと、何かと強い印象が残っています。

  • 4.5
    面白かった。
    私もまんまと騙されました。笑笑
    ドラマも昔見たような気がするんですが、
    もしかしたら、原作とドラマでは大分内容が変わってるかもしれません。

  • さて、これを「純愛ゆえの献身」と絶賛すべきか。
    以前読んだ時も、本を閉じるまでは石神の思いの深さに心を打たれていたのだが、ラストを読んで本を閉じた瞬間に浮かぶ思いは「結局、彼女の行動ですべて台無しじゃないか」という感情と、同時に「しかし、彼女の立場にたてば、とうてい受け入れられるような行為ではないよなあ」という同情。
    湯川がいう「その素晴らしい頭脳を、そんなことに使わねばならなかったのは、とても残念だ。非常に悲しい。この世に二人といない、僕の好敵手を永遠に失ったことも」というセリフにすべてが込められているような気がする。
    しかしそれでもなお、石神にとって、一連の行動は「生きている意味」を実感させてくれるものであったのだろう、とも思う。だからこそ、いっそう切ない。
    まったく、なんという救いのない物語であろうか。

    そう思って最初に戻ると、発端があまりにも身勝手で、みみっちい自己保身であることが腹立たしくさえなってくる。

    それにしても、こういう形の「愛」は、いかにも男性的だな、と思う。
    相手がどう思うか、という発想が決定的に欠落しているのだから。
    凄まじい愛の献身である、と頭では理解できるけれども、感覚としては「冗談じゃない」と思ってしまう。
    数学的発想としては完璧だったが、予想不可能な変数によって数式が崩壊した、ということかもしれない。

  • 花岡母娘は元夫を意図せず殺害してしまう。そこに天才数学者の隣人、石神が現れ母娘が逮捕されることを避けることを誓う。
    石神は生きる意味を見出せない世界に絶望し、死のうとしていたところに花岡母娘が現れた。花岡母娘こそ希望なのだと確信した石神は秘密裏に殺人を行うことで警官や花岡母娘さえも騙し、守り続けた。しかし旧友天才物理学者(ガリレオ先生)は石神の犯行に気づいてしまう。

    初めての東野圭吾作品だった。選んだ理由は「なんとなく有名なものだったから」。
    ミステリーはあまり読まない方だが、1ページ目を開いて次に気がついたときは半分を切っていた。それほど物語に引き込まれる。
    自分なりに考察しながら物語を読み進めていた。ホームレスの存在や登場人物のセリフなど、後々生きてきそうだな。と思っていたものは想像通りだった。
    1番最後まで残っていた個人的謎は「石神はどう救われるのだろう。どうしても死体損壊罪とかに問われるよなぁ。」ということ。結果はまさかの殺人罪であった。それどころか庇った花岡母は自首をした。つまり石神の行動は何一つ報われなかったのである。
    こんなにも誰も彼もが報われない物語は初めて読んだかもしれない。それでも嫌な読後感には包まれることはなかった。
    それは石神の花岡母娘に対する異常とも言えるような真摯な対応への驚きが大きな要因だろう。

    東野圭吾作品、他のも読んでみよう。

  • 優秀な頭脳を持つ石神が、片思いの隣人靖子が犯した殺人を隠蔽するのを手伝うストーリー。
    石神が施したトリックが気になりすぎて、何も考えずに後半は一気読みしてしまった。
    靖子が想いを寄せる工藤が現れて浮かれるが、殺人を犯した身分でこんなことをしていていいのかという謙虚さ、石神に裏切られたりしないかという不安が描かれていて同情。
    途中石神が、デートする靖子と工藤を盗撮するシーンがあり、「ああ、殺人隠蔽のトリックを仕掛けられるほど優秀な石神も、恋愛のことになると嫉妬してこんなことしてしまうのか」と思ったが、それすらも隠蔽工作の一部だったことに驚き。

  • とにかく凄かった。としか言えないぐらい、素晴らしい作品
    色々な人の親として、客として、元夫として、隣人として、友人として色んな愛の形が様々な視点から描かれていて、純愛のようで、歪んだ愛なのか、少し踏み込んでしまったら、崩れちゃいそうな、繊細な気持ちを書かれていたのではないかなと思った
    ずっとハラハラしっぱなしであっという間に読んでしまった。まさかの展開もあるし、読み応えもあるし、本当凄い。どんな脳みそをお持ちなのだろう、、、東野先生、、、
    圧倒されすぎて文章や感想が成ってないかもしれません。それぐらい圧倒。

  • [逆に、論理的でありさえすれば、どんな残酷なことでも成し遂げられる人間だ]
    この一言に尽きると思う。やはり圧倒的だった。
    大学時代に偶然手にとって、深夜の高速バスで読み耽った。到着するまでの約3時間で一気に読み終え、号泣した。

    今回はまた違った視点で読み進めることができた。
    [世界という座標に、靖子と美里という二つの点が存在する。彼にはそれが奇跡のように思えた。]
    この文章が意味するところが今の僕には痛いほど共感できる。

  • 最後トリックが全部わかったときの真相にすごい驚きとドキドキが止まりませんでした。ページが多いけどあっという間に読めちゃいました!
    改めてミステリー小説は面白いと思いました(*^▽^*)

  • 続きが気になって一気に読んだ

    石神って何者!?なんか不気味で変な人…学校の先生なのか〜…って思いながら読み進めていった

    愛する人を守るために、自分がかわりに罪を追う

    凄いなぁ
    昔読んだラバーソウルを思い出した


    登場人物が多くないのが良い、分かりやすい

  • 「探偵ガリレオ」はトリックが明かされても超科学的すぎてピンとこずそんなに面白くなかった。しかし本作ではトリックの種明かしを聞いて納得出来たし、何より衝撃的だった。
    ラストに向けて号泣の予感を感じながら唇を噛みしめて読み進め、やはりラストで号泣した。
    「人は健気に生きているだけで、時に誰かを救うことがある」というフレーズを忘れない。

  • ストーリーの面白さ、展開の上手さ、人物の魅力、いくつもポイントはあるけれど、なにより情感に触れる表現がいい。物悲しさもやりきれなさも激しくはないのに、読み手の中に滲むように伝えてくる。何度読み返しても、気持ちが揺れる。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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