本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163239200
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
総合病院で働く医師がワープロからパソコンに移り変わり行く時代の中で新しい文明に追いつこうと努力し、近くの農民の爺さんや婆さんたちと対談しながら問答し、ある時は信濃の山々に登る。 そんな中で感じた事が綴られた物語です。
-
全体的に自嘲的で、そうやって書くことで自分を守っている感じの印象を受けた。
本当にそう思ってるのか、この角度から攻められたら弱い から自分で先に言葉にしているのかはわからないけれど。
後悔とかっていうと単純ですが、こうしたほうが良かったんだろうけれど(自分にとっても周りからの見られ方にとっても)できなかった、それをずっと抱えるとか、自分の行動のひとつひとつが一貫していたらいいんだろうけれど、感情でそのバランスが結果取れてなかったりするこの感じ、なんか良く表現されいて読み終えてぐっと来ました。 -
h21.01.27
-
悲しい物語はもういい。ゆるせなかった父も、消えたおばさんも、故郷の廃屋
に茂る夏草も、いまはただ愛おしい-。魂の再生を静かに描いて深い感動を呼ぶ
連作小説集。山の大気、木の香りに満ちた、8篇を収録。
全5件中 1 - 5件を表示
著者プロフィール
南木佳士の作品





