くうねるところすむところ

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 243
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163239903

感想・レビュー・書評

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  • アラサー女子の建築業界への無謀な?転職と、先の傾きかけた小さい土建屋のバツイチ社長。二人の女性の奮闘を描いてる。サクサク読めて元気になれる。

  • 仕事にも恋愛にも行き詰っていた梨央 30歳
    ひょんなことから知り合ったトビの男性に一目惚れし
    建築業界へ飛び込んだ!

    そこには夫に逃げられやむなくあとを継いだブチ切れ寸前女社長が

    2人の女性の行く末は

    コメディタッチのお仕事小説
    キャラも立っていて、テンポの良いドラマを見てる感覚

  • 中小建設会社。前向きな主人公。

  • かなり面白い。こんなにドラマティックに転職は進まないとは思うけど、そうこなっくちゃあ、いけないという期待を裏切らない展開で痛快だ。

  • 編集長の仕事にも恋愛にも行き詰った梨央、30歳。一目惚れしたとび職の徹男を追いかけて飛び込んだ工務店では、夫に逃げられやむなく社長になった郷子がぶち切れ寸前で大混乱中だった。思いがけず家を建てる仕事に就いて悪戦苦闘する女ふたりの物語。

    私は建設業界とは縁がなく全くの無知だったので、この物語を読んで工務店と職人との関係や現場監督の役割や大変さなどを知って目から鱗だった。編集者から建設業界へ飛び込み、全くの知識ゼロからすべてを始めた主人公・梨央と同じ気持ちで読み進むことができた。

    知識も技術もないが、家を建てることに対する情熱だけは人の何倍も持ち合わせている梨央がまぶしい。彼女の潔い考え方と周囲の人間をどんどん巻き込んでいく推進力は、読んでいてとても気持ちがよかった。時には自分の無知無力に悔し涙を流すこともあるが、彼女の勢いに押されて周りの人間も同調してくれるようになる。
    素人経営者として苦悩する45歳女、郷子は梨央とは全く逆の人間である。家を建てることに興味はなく、税理士に廃業を示唆されていかにフェードアウトするかしか考えていなかった郷子だが、建築に興味を持った娘の早知子に影響されて大きく方針転換する。梨央とは異なるモチベーションではあるが、叶えたい夢があるという点では共通している。新しいことを始めるには勇気がいるが、自分のやりたいことをはっきり自覚し情熱を持っていれば道は拓ける、と梨央と郷子の活躍を見て新しいことに挑戦する勇気をもらえた。

  • 現代女性の、生きること=働くこと 生きること=恋すること だけど、どちらも失ったって死ぬわけじゃないし、むしろ失う覚悟で恋も仕事も好きになれたものに全力投球したほうがいいんじゃない?
    っていうのが私の解釈です。40代後半と、30と、23と、それぞれの曲がり角の彼女たちのそれぞれの"くうねるところすむところ"への向き合い方に、一緒に飲みに行きたくなるような。

  • 図書館にて。
    パワフルな本!!
    仕事への熱い思いが伝わってくる1冊。
    姫も不器用だけどかっこいい♪♪
    前から気になる1冊だったけど、読んでみて良かった~♪♪

  • 雑誌の副編集長だった主人公が、建築現場で働く人に一目ぼれしたのをきっかけに工務店に転職する話。いくら副編集長だったとはいえ、それまで未経験だった工務店の事務がすぐに務まったり、現場監督に抜擢されたり、運がいいとはいえ、それは無いんじゃないかな、と思いながら読んだ。
    あまりにもとんとん拍子に話が運ぶから、途中から付いていけなくなった。

  • 〈内容〉イイ男を求めつつ人生のリセットをするはずだった負け犬編集者・梨央。全てに疲れて飛び込んだ建設業界で、いきなり現場監督に!!

  • [図書館]
    読了:2012/10/1

    「鈴木成一、装丁を語る」で出ていてあらすじに興味を持ったので。

    面白かったー。
    舟を編む、もそうだったけど、業界ものっておもしろい。あと、主人公がどっちもサバサバなので読んでて気持ちがいい。会社辞める時もスカッとしたし。

    p. 77 「「俺が呼ばれるとはね」郷子はいい歳をして人前で自分のことを「俺」と呼ぶ男が嫌いだ。「俺は」「俺が」を聞くたびに、自意識肥大のマッチョ気取りめと、心の中で突っ込みを入れる癖がついているくらいだ。」

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