陰陽師 鉄輪

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163240404

感想・レビュー・書評

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  • シリーズの中でも好きなお話が村上さんの挿絵で更に深く味わえた
    角が生えだすところが悲しさ溢れてくる

  • 陰陽師絵物語シリーズ。
    『生成り姫』として長編にもなった『鉄輪』の短編をたっぷりの村上豊さんの絵とともに楽しめる1冊。

    この話を元にした舞台劇の台本『鉄輪恋鬼孔雀舞~かなわぬこいはるのパヴァーヌ~』も同時収録されていました。

    まぁ、単体だったら『生成り姫』に軍配を上げるけれど、舞台劇になるとこうなるのか…って意味で楽しめた1冊かも。

  • 絵本みたい。
    エロくて子供には読ませられないけどね。

  • 陰陽師だなぁと言う普通の面白さ。
    鉄(かな)輪(わ)で、鉄輪恋…かなわぬ恋はちょっと切ない。
    愛しい人に裏切られた女心は鬼となると云う展開は昔話にはよくあって、それを思うと、現代の愛は軽いのかなぁとも思う。
    いや…選択肢がない時代だからこそ執着の大きさは計り知れないのだろう。
    気持ちを紛らわすテレビもパソコンもなく、擬似恋愛となりうるアイドルもおらず、男女の交流が自由でなかったら…私も鬼となるのかもしれない。

  • 丑の刻参り。恋しさのあまり憎み、憎さのあまり鬼になる。悲壮だが、自分の鬼の姿に恥じて自害する最期は哀れみを感じる。

著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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