シルクロードの滑走路

  • 文藝春秋 (2005年6月9日発売)
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本 ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784163240503

感想・レビュー・書評

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  • キルギスへ飛行機を売る商社マンが主役のストーリー。
    キルギスの政府関係の人の反応は今もなお中央アジアの一部の人に残っていると思う。

  • 不毛地帯を読んでから商社ものを読むように。
    世界を股にかける商社の仕事が詳細に描かれている。
    専門用語が多くて素人にはわかりづらいけど…
    途上国相手のビジネスがこんなにも難しいのかと思った。
    仕事に関する考え方とか生活スタイルの違いにあ然。
    効率化、合理化された社会に生きてるんだなあと実感。

    キルギスの食文化などが詳細で面白い。
    羊の頭を食べるシーンは衝撃的。
    ワインの発祥地ということも驚き。
    モスクワでキャビア食べるシーンはそそられる。

  • モスクワ駐在の商社マンのお話。
    題材が航空機ということで、書店で見つけて即買い。
    こういうわかりやすいの好き。

  • 日本人商社マンがキルギスタンを舞台に2機の旅客機の売り込みをかける物語。旅客機ファイナンスを通してアジア中近東の文化を垣間みれて、おもしろい1小説。

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著者プロフィール

黒木 亮:1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『巨大投資銀行』『エネルギー』『鉄のあけぼの』『法服の王国』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2021年 『カラ売り屋vs仮想通貨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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