その日のまえに

  • 文藝春秋 (2005年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784163242101

みんなの感想まとめ

生きる意味や死の意味を深く考えさせられる作品で、特に「その日」という概念が印象的です。物語は連作短編形式で構成されており、「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」という三部作が感情的なつながりを...

感想・レビュー・書評

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  • 僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。

    ---------------------
    ぶぐ友さんのレビューを見て(そのとき積読してた)読みました。
    もうズルいです!泣けちゃうじゃないですか!!
    しかも都営バスの中…花粉症と相まって 鼻がズルズルでした。w
    短編集ではありますが、最終的に話はリンクしてくるのは、もういつもの感じでしたが。重松さんは 人を泣かすのが本当にお上手。。悔しい!w

    ----------------------個人的トピック
    私15年くらい、身体の湿しんに苦しんでいました。もちろん皮膚科にも通いましたよ。1軒目は「わからない」でしたww 適当な塗り薬をもらって終了。
    もちろん全然効きません。
    2軒目は(結構最近)「あーもうそれは見ればわかる。あせもと虫刺されで間違いないね。冬になると出るのは乾燥が原因」ものすごく自信ありげに答えてくれました。処方されたのは、尿素20%入の保湿剤 副腎皮質ホルモン軟膏(強・弱)
    既に右手の中指は、膿んでいて、絆創膏で隠すしかないほど酷かった。
    さすがに炎症は収まったけど、その後も一進一退を繰り返すばかり。
    顔が終わったら 首→お腹→腰→足→手のように治っては始まるの繰り返し。
    一番辛いのが手で、痒みが半端ない。お風呂で湯船に浸かった後、寝る前などかきむしるのでまたひどくなるの繰り返し。ほとほと嫌になって来てた頃。
    友人とランチをしたんです。そのとき最高に手が痒くて、話ながら掻いていたのかもしれないのですが(そういう話題は一切だしていない)
    次会ったときに、寝る時の手袋(絹製)をプレゼントしてくれたんです。
    (この優しさがありがたい・・口に出さなくても察してくれるんだよねいつも 大好き♡)
    自分も乾燥肌でお風呂あがった後着けているんだよ。随分楽だよと。
    ありがたく、私も寝る時に着けてみました。そうしたら、不思議不思議!
    ほとんどかゆみがなく寝ることができました。え?何?どういうことだろう?
    と疑問に思い、調査してみると、その手袋をつけることにより、肌への刺激を減らしているのかなと。ということは・・・?
    私のこの湿しんは(炎症)は、肌バリアが低下することによる、炎症。
    夏であれば、汗だったり虫さされ 冬であれば乾燥。。
    じゃそのバリアを整えるようなものがあれば・・・
    調べてみると・・・あ 「セラミド」が良さそうじゃない?
    聞いたことあるけど、買ったことないよ。
    早速ポチッと。まずは乳液から。お値段も手頃でいいよね。
    1日目。え・・・ほとんど痒くなくなったんだけど!!! 手が痒くない~~~♪
    じゃ!っと 今度はお風呂上がりに全身にお試し。
    わーーー身体も痒くないんだけど!! 治った! 嘘みたい!
    なぜ医者の薬で治らなかった?
    調べてみると、セラミドは医薬品ではない(処方されない)治療の薬ではない。
    あくまで、化粧品で予防・保湿・バリア機能サポートが目的とのこと。
    でもでも!!治るじゃん!15年かかって ようやく気づくことができました。

    処方薬は基本的に、
    ・炎症を抑える
    ・菌・真菌を殺す
    ・アレルギー反応を止める
    など、明確な“敵”がいるときに使われる。

    ・感染症
    ・強い炎症
    ・明らかなアレルギー
    であれば、明確に治った。

    でも実際は「病気ではなかった」可能性
    ・乾燥
    ・バリア機能の低下
    ・摩擦・刺激の積み重ね
    ・年齢や体質による変化
    医学的には「治療対象がない」状態。

    だから医者としては、炎症を抑える薬を出すしかない。
    とのこと。

    医者の薬は絶対ではない・・自分で調査し考えることの大事さをしみじみと感じました。子供のアトピーとかも、治らないかなぁ。(うちの子供はもうおっさんだけどww)

    • ぴこさん
      まきちゃん♡
      え?泣けなかった・・なぜでしょう。
      でも人それぞれだから いいと思うよ~

      まきちゃんも手荒れがひどいんだ!!
      私は...
      まきちゃん♡
      え?泣けなかった・・なぜでしょう。
      でも人それぞれだから いいと思うよ~

      まきちゃんも手荒れがひどいんだ!!
      私はロート製薬のケアセラシリーズの乳液を塗って治りました。
      ってか 塗り続けないといけないんだと思う。
      信じられないほど 良くなったよ~

      洗顔フォーム 化粧落とし等基礎化粧品をセラミド入に変更しました。
      快適!
      2026/01/28
    • yukimisakeさん
      1度、原因不明の蕁麻疹で悩んでたんですが、皮膚科じゃなくて内科に連れてかれたんですよ。そこで検査したら、アレルギー数値が高くて、掃除機をハウ...
      1度、原因不明の蕁麻疹で悩んでたんですが、皮膚科じゃなくて内科に連れてかれたんですよ。そこで検査したら、アレルギー数値が高くて、掃除機をハウスダスト感知の付いた物に母が買い換えて、ハウスダスト無くなるまで吸い込んでたら、治りました。
      なんで内科に連れて行ってくれたかは謎ですが、手の痒みは内科じゃないですもんね。
      優しさ手袋が買った!!
      2026/01/28
    • ぴこさん
      ゆっきーさん♡
      アレルギー性の蕁麻疹!
      そういうのはやはりお医者さんじゃないとわからないやつですよねー
      掃除機買い替え!でも、それで治るなら...
      ゆっきーさん♡
      アレルギー性の蕁麻疹!
      そういうのはやはりお医者さんじゃないとわからないやつですよねー
      掃除機買い替え!でも、それで治るなら御の字。
      治ってホッとしましたね。♡

      絹の手袋。これが私の救世主♡
      2026/01/28
  • 本書は知人から借りた本。
    ものすごく良かったので、後日文庫本を購入したが、そちらは積読となっている。
    (現在2025年)
    これから所持している重松作品(積読本)を少しずつ読むことにしたので、この作品の感想はいずれそちらに書く。
    何しろ内容は何も覚えていないので。
    (これはレビューを書いていなかった分の整理)

  • 和美が亡くなる日を「その日」と呼ぶところが奥深いと思った。読む前はその日って何だろうと思ったけど「その日の前に」「その日」「その日あとで」に分かれている理由が呼んだら分かり、めっちゃ感動した。

  • 泣けるお話でした
    残す人、残される人それぞれに、気持や言葉を伝えられる残り時間は、幸せな時間なのか残酷な時間なのか・・・

  • 涙なしでは読めない作品。
    難しい言葉を使っているわけではないのに言葉の表現に心を動かされます。
    作中で主人公がその時感じたことや気持ちがとても深く伝わってくる。
    この本は死と向き合うことが要される内容なので自分の人生に置き換えて考えたり今までの経験を振り返ったりした。
    本作は短編での登場人物がクロスオーバーすることにより物語の深みが増して一層ラストに一体感が生まれている。
    ずっと重松さんの作品を読みたいと思って読めてなかったので今後は読み倒したいと思います。
    やはり道徳的に素晴らしく心に響きます。

  • 連作短編7篇。
    「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」の3編は涙が止まらなかった。
    「生きる意味や死ぬ意味というのは、わからなくても考えることが答え」という美代子の言葉には納得感があった。
    自分や周りの人にとっての死がいつ訪れるのか分からないけど、だからこそ今の一瞬の輝きを大事にして毎日を生きたいと思える作品。

  • 身近な人との永遠の別れ、そしてその後。自分がその立場になったときに、こんなふうにできるだろうかと考えてさせられました。
    いろんな視点で描かれていてとてもよかった。

  • 大切な人との別れは突然にやって来る。
    愛する人が消え去るなんてこと、普段は考えもしないだろう。
    けれども、誰しもに訪れる死が唐突に突きつけられたとき、人はそこから逃げることはできない。
    各々の立ち合い方、向き合い方が繊細に描かれている。

    永遠の別れをしなければいけないのは、愛する家族や大切な友人といった他人だけだろうか。
    他ならぬ自分とも、別れを告げなければならない。
    余命を宣告され、死から目を背けることを許されなくなったその人が思うことは、余りにも心に突き刺さる。

    若いからといって自分の命がいつまでも元気で続くなんて思い違いをしてはいけない。
    大切な人たち、愛すべきこの世界に自分は何を与えていけるのかを、この命を遣っていったい何をすべきなのかを、今一度考えさせられる作品であった。

  • 重松作品は、大好き。
    またまた、号泣。
    大切な人を残して逝く・・・・せつないなぁ。
    なんて、せつないんだろう。
    一編、一編がせつなくて、涙が止まらなかった。
    今日の私より、明日はもっとやさしくなれる。

    • doroppo4さん
      ありがとうございます。

      時々、号泣したくなるときありますよね。

      泣いてすっきりしたらまた頑張れそうな気がします。

      こちらこそよろしくお...
      ありがとうございます。

      時々、号泣したくなるときありますよね。

      泣いてすっきりしたらまた頑張れそうな気がします。

      こちらこそよろしくお願いします^^

      余談ですが・・・娘のニックネーム、まっき~なんですよ^^

      2012/07/14
  • わたしにも大切な家族にも、いつかその日がくる。その時その日とどう向き合えばいいのか、、、悲しくて辛くて考えたくないけど、自分と照らし合わせて読んだ。

  • 人として生きる意味について深く考えさせられました。

  • 文句なしの★5つ。連作短編集なのだが、特にその日のまえにでは涙が止まらなかった。

  • 感動した。やはり重松さんは最高だ。
    言葉の旋律が美しい。言葉にしたくてもうまく伝えられないこと、深層心理にあるもの、そんなものをいとも簡単に、しかも美しく言葉に載せてくれる。
    ノスタルジックな気分にたっぷり浸り、家族への愛情を傍らに抱きしめながら、読み続けることができた。涙が出ないわけがない。
    大切な人の死とそれを受け入れ再出発することの美しさを刹那に感じられる良書だった。

  • やはり、短編集かなと思いきや、どれもが繋がっているお話でした。なかでも やはり、母子家庭、母親の癌のお話「ヒア・カムズ・ザ・サン」では、親子の心情に触れ、思いあまり涙腺が緩みました。
     
    「その日のあとで」の看護師の言葉に「終末医療にかかわって、いつも思うんです。「その日」を見つめて最後の日々を過ごすひとは、じつは幸せなのかもしれない、って。自分の生きてきた意味や、死んでいく意味について、ちゃんと考えることができますよね。あとに残される人のほうも、そうじゃないですか?」の言葉に深く考えさせられた。
    自分の両親も、若くして突然の死に中々、立ち直れなかったから。

    そして、一日一日の時間の大切さをまた、感じさせられた。

  • 泣くとは聞いていたが、ボロボロ泣いてしまった。家族と愛と死の物語。人はいつか死ぬとわかっていて、死ぬには早すぎるというけど、じゃあ何歳だったら早すぎると言われなくなるんだろ。大切な人が多いと死ぬのが恐くなるのね。どれも哀しく暖かく、とてもいい話でした。

  • 図書館の返却日今日だし、最後まで読んじゃおう。と思ったのが間違い。泣きすぎて鼻はグズグス目はパンパン。このあと出掛ける予定あるのに、、、

    病院の先生が『癌は死ぬまでの時間を教えてくれる病気』って仰っていたのを思い出した。余命宣告されたら、平静ではいられないだろう。いろんなことをグルグル考えて考えて考えて、でも答えなんてなくて。
    大切な人を亡くすということ、愛する人を残して旅立つということ、いろんな思いが詰まった一冊だった。

  • 昨日までの暮らしは、明日からも続くはずだった、それを不意に断ち切る、愛するひとの死-生と死と、幸せの意味を見つめる最新連作短編集(文藝春秋刊)。最近ちょと意に染まない作品が多かったけれど、久しぶりの重松ワールド、堪能できます。男と女が出会い、夫婦になり、家族をつくって、それで幸せな一生なのか?消えゆく命の前で、妻を静かに見送る父と子 (;O;)ガンに侵され、余命を告げられ、死に直面した人々の悲しくも、確実にやってくるその日まで、そしてその日のあと...主人公を微妙にずらしながら、表題作『その日のまえに』へと繋がり、溶け込み、そしてひとつの大きな物語になっていきます。死に逝く本人、看取る者の気持ちの両方が痛烈に心の琴線に触れ、思わず自分と重ねてしまう、死を受け入れるという事は、その瞬間だけでなく、その前にも、その後にも永遠に繋がっているのだという、厳然たる事実を痛感させられます。いずれはやってくる大切な人の、そして自分自身の『その日のまえに』、どう生き、何をしなければいけないのか?生きている事の素晴らしさ、命あることの尊さ、何が大切なのかを改めて問い直す、強いメッセージを持った本です。

  • 誰もが持つ人間の迷い、葛藤など、心のひだを丁寧に描くので、主人公一人一人の気持ちに添いながら読んでいける。だから泣ける。自分のことのように泣けてしまう。重松さんは本当にやさしい方なのだなあと思う。

  • 短編集だったが本の表題の連作が続きました。「その日のまえに」、「その日」、「その日のあと」の3篇です。泣けました。ぐっと来るものがありました。作品のような境遇だったらきっと堪らないでしょう。でも最後にほっとするのは私だけでないでしょう。

  • 苦手だった同級生。久しぶりに会った友人。母親。夫。妻。
    距離の遠い近いはあるけれど、どれも人の「死」を集めた短編集。

    いつかやってきて、誰もが迎える「その日」。
    来てほしくない、でも受け入れなければならない、大切な人の死。それが身近になった時、人はどんなことを思い、何を願うのか。

    個人的な事情もあり、悲しくて寂しくて感動した。何度も感情がシンクロして泣いた。
    ずっと避けたくて逃げたかった日。実際に迎えたら、想像しなかった感情がたくさん出てきた日。
    これからの人生で、いろんな人の死を感じることが増えるだろうけれど、その時その時で思うことが違うはず。
    繰り返して読みたい一冊だった。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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