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- 本 ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163242507
感想・レビュー・書評
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一枚摺屋
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幕末の大阪で、父親に勘当されて劇作家をしていた文太郎は、父親が「一枚摺」を理由に責められて死んだことを知り、仇討ちを誓うと同時に潜りの「一枚摺屋」になって、幕府の批判をする。
長州征伐や大政奉還などのネタを足で集めては記実にし、版を起こして摺っては街頭で売り歩く。捕まれば刑罰を受ける稼業だったが、文太郎は持ち前の反骨精神で激動の時代を見据える。
「報道」という視点から描いた時代小説で、興味深い。 -
初めて読んだ作家さんでした。
さらっと、読めました。好きなタイプ♪
今の新聞社の先駆けの一枚摺屋。
幕末の話です。 -
第二次長州征伐の準備で騒然とする幕末の大坂で、打ち毀しを一枚摺(瓦版)に
取り上げた親父の与兵衛が殺された。一体誰が、なぜ? 息子・文太郎が真相を
探り始めると、30年前の大塩の乱が浮かんできた…。異色の時代小説。 -
よく作られているけど,ちょっと予定調和的かも。
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