陰陽師 瀧夜叉姫 (上)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 409
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163242705

作品紹介・あらすじ

鬼が女の頚に、ぞぶりと噛みついていた…。平安の都に次々起きる怪事件。やがてそれらが都を滅ぼす恐ろしい陰謀へと繋がって行く。晴明と博雅が立ち向かう相手とは?シリーズ待望の大長編。

感想・レビュー・書評

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  • 今回はいつものオットリした時間の流れが
    始終緊迫したものになっている。
    なんせ、初っ端から百鬼夜行。
    この鬼たちが手にしていたのは人の体のパーツ。
    その意味するところとは?
    更に鬼が落とした右腕を拾った妖しい男
    蘆屋道満キター!
    そしてあちらこちらで奇妙な事件が連発する。
    現在と20年前の出来事が語られ、謎が謎をよぶ。
    誰かが平将門の復活を企んでいる。
    しかし誰が何のために?
    ドキドキしながら下巻を読みます。

  •  Eテレのミニ番組で浮世絵「相馬の古内裏」をじっくり見せられて、瀧夜叉姫に関心が湧いた(これまで、妖怪がしゃどくろのモトネタに気を取られていた)。
     検索してみて本書を知る。「安倍晴明が瀧夜叉姫と戦うのか。これは読まねば」。直ちに借りてくる。
     上巻では暗躍するばかりで、大きな動きは見せない姫、下巻での活躍が楽しみだ。

  • 映像化したら面白いよなぁ

  • これまでもお馴染みの、幼少時の清明と師匠の鬼に行き会う話が、素敵にリライトで気に入りました。その語の続きの道満も。

  • 14

  • 2016.5.14市立図書館
    晴明&博雅の他に蘆屋道満に賀茂保憲とオールスターでのぞむ上下巻の長編。
    上巻は京で次々に起こる怪異に巻き込まれた人物をたどっていくと二十年前の平将門征伐にたどりつき、当時鬼となりはてた将門が俵藤太によって首を落とされるところまで。短編と違って晴明&博雅もなにがなんだか宙ぶらりんなままエピソードがどんどん積み重ねられていくので、やや読むのに根気がいる。そして自分の日本史(日本文学)知識の乏しさが悲しい。こういう小説を通じて(やや偏りはあるかもしれないけど)楽しくアップデートできるのはありがたい。

  • 安倍晴明が平将門の乱の真相に迫る!
    ってお話でした。

    長編は短編とかなり同じような部分が出てくるんだけど、じっくり読みには楽しいと思う。
    物語として闇の部分を上手に演出してくれるので、夢枕陰陽師は面白いよ♪

    平安時代は、まだ闇が闇として普遍的に残っていた時代なんだなぁ~。
    ジブリの『もののけ姫』じゃないけれど、この時代以降に人は自然に宿る神を殺してしまい、闇は人にばかり宿るようになってしまったようにも思いました。

  • 上下巻一気に読んだ。
    上巻はミステリーと同じく謎ばかり起こる。
    登場人物が増える分、メイン二人の場面は少ないけど、藤太さんと将門さんの似た者同士の友人関係も見ていて気持ちいい。
    上巻で犯人はわかったけど、何かしら裏がありそうだという終わり方ですぐ下巻に手を出しました。

    2015.09.13

  • 夢枕獏の作品としても陰陽師としても物足りない内容だった。

  • 下巻に記載

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2018年 『バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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