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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784163243207
感想・レビュー・書評
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ハードボイルド三部作完結編。
ハードボイルドかと問われると何とも答えようがありませんが古き良きハリウッドの空気が心地良かったです。
コンスタンスに振り回される主人公と巻き込まれるその友人たち、場面は何度も変わり慌ただしいけれどどこか現実感の無い不思議な空気が流れていました。
最後、波はどんな姿をした何を運んできたと作者は考えていたのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブラッドベリのハードボイルド三部作の三作目。
ブラッドベリの小説を読んでいるときの心地よさは圧倒的。
主人公の友達である女優のもとに送り付けられてきた、死者ばかりが載った電話帳、失踪する女優。
タネ的にはふざけんなの域だけどなぜだかすごく面白い。 -
幻想的な入口から終盤では精神的な世界も見え、こういうのも悪くない。
一筋縄ではいかないところに、味がある。 -
夜霧に沈む港町。住民が怪死を遂げてゆく。その謎を追う男は迷宮に迷いこむ…。
名匠の静かな叙情が冴え渡る幻想探偵小説。
「死ぬときはひとりぼっち」「黄泉からの旅人」「さよなら、コンスタンス」へと続く、ハードボイルド三部作。 -
ハードボイルドと銘打っておきながら実際そうでもない(笑
でもブラッドぺりらしい作品。
1960年代の映画ネタがたくさんあって大変興味深い。 -
三部作なのに、一番最後の巻から読んじゃった・・・・・。と、いう訳で全く訳が分かりません・・・・。一部、二部から出直してきます。
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「ハードボイルド」三部作なんて、ちっともそんな感じがしない。ノスタルジックな香りでいっぱいなんだけど、それが気持ち良かったりする。
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もうかなりご高齢のはずの作者だが、このみずみずしい文章はなんだろう。三部作の最終巻ということだが、これ単品でも楽しめる。
著者プロフィール
レイ・ブラッドベリの作品





