- 本 ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163243306
感想・レビュー・書評
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嫌なタイトルだな、でもそこも好きだよチクショー
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2024年11月18日、Yahooフリマで手塚治虫を漁っていて、「手塚治虫 SF おすすめ」でググり、手塚治虫が影響を受けた作品が載ってるサイトがヒットしブラッドベリを知る。タイトルがいい、読みたい。
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ブラッドベリのハードボイルド、想像がつかなかったのですがやはりブラッドベリの世界観が前面に出ていて幻想的な世界でした。
犯人の動機、殺害方法、犯人の特定の仕方、どれをとっても今まで読んだ事が無い理由や方法でした。主人公に『クリネックス』と時々言わせていた原因で犯人が特定できていなかったとか…少し拍子抜けしてしまいましたが霧と靄に包まれた廃墟のような遊園地を抱えた世界で起こる連続殺人事件はやはりブラッドベリならではだと思いました。 -
死ぬときはひとりぼっち/レイ・ブラッドベリ読み終わりました。いい。面白い。家に帰ってしまうと中断してしまうから、マンションの階段に座り込んで最後の10p読みました。最初の4ページでもう惚れ込んでしまうほどの文章の美しさ。
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何か哲学めいたタイトルに惹かれて手に取った。
終始漂う不気味な雰囲気、そして被害者たちの死に様を見ているととてももの悲しく、また死に神の存在を間近に感じゾクゾクさせられたが、事件の解決は結構あっさりしていて拍子抜けだった。 -
ハードボイルド&推理小説…なんだろうけど、やっぱりブラッドベリなのでそこに幻想!怪奇!って感じ。
だから本格推理モノだと思うとちょっと的外れかも。
1949年のアメリカ・ヴェニスの町を舞台に、駆け出し作家の青年が奇妙な連続殺人の謎を追ってゆくストーリー。
個性あふれる登場人物や言い回しがブラッドベリらしい世界です。
この雰囲気がメインなんだろうな…
本題は"Death Is A Lonely Business"
小笠原豊樹さんの訳も素晴らしいと思う。 -
ブラッドべりの三部作。
プロローグはブラッドベリの真骨頂。
S.キングより怖いかも…。 -
久しぶりにレイ・ブラッドベリの本を読んだ。日本で出版された順の理由がどうもよく判らないが3部作の3つめから発売された。この理由は私は知らない。でも3つめから読む気はないので、1つめが出るのを待った。
タイトルの翻訳はいい。しかし本文についてはこの訳がいい訳だとは感じなかった。更に言えば装幀も私の好きなブラッドベリのものには感じない。もっと硬質なフォントを使えばいいのに。
学生時代に「十月は黄昏の月」を読んだ。そしてその後にペーパーバックの原文を読んだ。この時は翻訳がとてもしっくり来た。「October Country」はブラッドベリの本の中で今でも一番好きな本だ。今回はどうもそのしっくり感がないようだ。もっとも原文を読んでいる訳ではないのだけれど。
「死ぬときはひとりぼっち」はブラッドベリ自身の若い頃の思い出が多分いろいろと詰まっている物語だ。上質のミステリーではない。上質の郷愁だ。
どういう出版の理由か知らないけれど、3、1、2の順で出版された。先日ようやく2に当たる部分が出版された。「黄泉からの旅人」という邦題も悪くない。文章はまだ読んでいないけれど、翻訳が1よりもよくなっていることを願う。(3作とも翻訳者が違う、というのは何故なんだろう? 速さのため? 頭が悪いんじゃないだろうか、出版社の担当者。これではブラッドベリのシリーズを翻訳するという作業になってないじゃないか! そうか、数年前、ブラッドベリの新作が出たと言ってもどこの出版社も動かなかったってことか。呆れたものだ。) -
未読。9月16日購入。
著者プロフィール
レイ・ブラッドベリの作品





