わたしが愛した愚か者 道場 II

  • 文藝春秋 (2005年10月24日発売)
3.15
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本棚登録 : 33
感想 : 7
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  • 本 ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163244105

感想・レビュー・書評

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  • 今作は前作よりも余計、主人公の彼女に全く共感出来ない。話も主人公がすぐにピンチになり、そこで後輩が駆けつけるってパターンになってる。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    広告代理店をリストラされ、ひょんなことから空手道場を預かることになった藤堂忠之。図々しい中年男の富永や、生意気な後輩の健三、元同僚で恋人の悠子ら、周囲の人間に振り回されながらも空手一筋、といきたいところだが…。

    前作がかなり面白く、リストラされた社会人の哀愁と、空手の熱気が感じられたのですが、本作はとても物足りない。星3つ付けましたが実際は2.5位です。そこまで酷評するつもりはないものの、日常ミステリーに近い雰囲気を持ちながら事件に巻き込まれ過ぎて、味のある脇役たちの使い方が雑。受人口の藤堂の情けなさもパワーアップしてイライラすること必至です。やはり空手ものなんですから格闘を描いてなんぼだと思うのですがとても残念。夢枕獏を読んで出直して頂きたいです。文庫にならなかったところを見ると評判よくなかったんでしょうね。楽しみにしていたので余計に残念無念でした。

  • シリーズ2。まぁ少し読みづらいが楽しめた♪
    2014.6.6

  • 柔道の記述のところは馴染みがないので読み辛くて・・・私の中では東川タイプ。

  • 空手道場が舞台の短編集。登場人物がみな大人なので落ち着ける。テーマも今どきで引き込まれる。
    ただ、文章がちょっと読みにくく、内容がスーッと入って来ないのが惜しい。

  • 道場の続編
    なにかが足りない気がする…

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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