- 本 ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163245003
感想・レビュー・書評
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数年ぶりの福井晴敏。
このスケールのでかさを味わいたかったのですよ。
国家とか防衛庁とか警察庁とか、いろんな思惑が複雑に絡みあうこの感じですよ。
新聞の深読みとかをしたくなります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブクログのメインメニュー、あなたへのおすすめに提示されていた本に興味を持ち読んでいます。
本書の感想は、下巻を読んでから、書きます。
初読の作者さんです。(亡国のイージスとか、映画化になっていることは知っていました)
実際の組織や事実と架空の組織、フィクションを絡めながらのスリリングな展開に、エンターテインメント映画を観ているようなドキドキ感を持ちながら読んでいます。
4年前に何があったのか?最終着地点がどうなるのか?今からとても楽しみです。
ただ、ワタクシ、人の名前と組織名などを一致させながら覚えるのが苦手で、登場人物が多いと、読み進めるうちに「この人誰だっけ?」となり、前に戻るというのがよくおこります。なので、登場人物リストを作りながらスキマ時間に読むのでとっても時間がかかりますが、なんとか最後まで完走したいです!
ブクログさん、新しい出会いをありがとうございました。 -
6:00
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福井さんの王道って感じ。熱いです。
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【393】
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BSで放映してた『ローレライ』を久しぶりに観て、原作おもしろかったなぁーと懐かしくなった勢いで、手に取りました本作品。
とにかくアクションシーンの迫力がすごい!冒頭にある爆弾が起爆するシーン、緻密に描写されてて、まるで映画を観てるみたいでした。引き込まれた!
....しかし文章が重たくて重たくて、読み進めるのが辛かった。途中、何度か組織や人間関係が分からなくなったけど、読み返す気力が起きませんでした ....。
(;´Д`)ハァハァ、やっと半分...。下巻頑張ろう。 -
・・・やっと読み終えた。そして、下巻へ突入。
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緻密な描写
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うーん、つまらなくはないんですが、他の福井作品とあまり差異が感じられないってことが少しマイナス。
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『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』を書いた福井晴敏氏の2006年の作品。映画化されるととてつもなく面白いと思うがよほどProducerが凄くない限り、お話に関係するのが警察や自衛隊、朝鮮半島、アメリカだったりするのでお金集めは難しいかもしれない。そう思わせるくらい作り話ながらリアリティを持った作品です。
自衛隊にあると仮定されているダイスという非公開戦闘組織の青年と公安である事件をきっかけに干されていたがCIAとの太いパイプは持っている設定の中年刑事との絡みが話の展開をより面白く読ませる要素になっていて、寝るのも惜しんで読み進めたくなった。久しぶりにぐっと来た作品出会えた気がする。読み進むのは大変な小説だがおすすめです。
これから下巻に進むが展開はどうなるのか読めないところもよくできてる所なのかも。
著者プロフィール
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