にょっ記

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 756
感想 : 157
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163247403

感想・レビュー・書評

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  • 天使は誰?

  • ニヤニヤがとまらない本。

  • どうすれば山崎努のようにかっこよくなれるんだろう。
    「お~いお茶」の異なる「お」の字にはドラマがあるのではないか。
    「毛穴のない女」とはなんぞや。
    安寿と厨子王に似ていると言われた。
    スリープモードが怖い。
    布団でこっそり女言葉の練習をする。
    「女性百科宝鑑」には女性が生きていくためのすべてが書いてある。
    そしてときどき天使とおしゃべりをする。
    どこまでほんとかわからないエッセイ。
    装丁:名久井直子 装画:フジモトマサル

    脱力系ですねー何も考えずに笑って読めます。
    空想がどこに飛んでいくかわからない。
    岸本佐知子のエッセイ?にちょっと似ている感じ。
    スリープモードの話にとても共感した。怖いよね!

  • 急性愛読者状態。

    ---
    ・クリスマスの奴もここまでは追ってこられまい。104

    ・それはひとによると思う、と答えそうになって、危うく言葉を呑む。 この答え方はよくない。 そんな風に答えると、ああなって、こうなって、まずい展開になる。108
    →あるある。

  • 緩んでる。

    ってな事で、穂村弘の『にょっ記』

    緩んどる。

    リリーフランキー師よりも緩んどる。

    シュールより緩んどる。

    垣間見るエロじゃなく、エッチが緩んどる。

    緩み過ぎとる。

    けしからん。

    じゃが、ピースが溢れ出とる。

    平和じゃないピース、いや、ぴーす。

    人生こう在りたい。

    ホムホム、いや、ほむほむ。

    冬の縁側で暖かいほうじ茶飲みたい感覚。

    内容なんかどうでもええんよ。

    何も入って来ない。

    ほむほむ、只これだけ。

    2021年7冊目

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 穂村弘って日経新聞土曜の歌壇で選者やってはる人やんなぁ…程度で手に取ってみた本。

    日記形態をしているが、歌を詠むためのネタ帳的なものなのかなぁ。雑然たる思いをツラツラとそのまま文章にした感じ。練っていけば歌に成るけど、まだまだ原石というか。

    時折垣間見える視点の独特さはさすがだが、インスタを読んでるような気分。

  • 2006-03-00

  • 1巻に遡っても天使の謎が分からないではないか。おっさんの日記で癒される日々。

  • 「どきっ」とさせられる。ふいに。
    すごくおかしくて思わず笑ってしまう。ふいに。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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