壊れかた指南

  • 文藝春秋 (2006年4月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784163248400

みんなの感想まとめ

多様な短編小説が織り成す独特の世界観が魅力的で、読者を惹きつけてやまない作品です。民話的な要素を持つ「TANUKI」から、実験的な文芸作品まで、幅広いスタイルが楽しめます。特に、巻末の「耽読者の家」は...

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい。うまい。一気に読みたいところだがもったいなくて、一編読んでは本を閉じて何か別なことをやり、また読んで、とやりたくなる感じ。

  •  巻中のショートショート集の前後で作品の傾向が変る。前半では「TANUKI」が民話的でよかった。
     巻末4編はマジック・リアリズム等の実験を排した昔ながらの文芸作品で、むしろ楽しく味わえた。中でも「耽読者の家」は「読書の極意と掟」の小説化だと感じた。

  • 実験的で最早現代アートな小説を書く、筒井康隆の短編小説集。
    そんな作者のこんなタイトルの本を読んだら、それこそ本当に壊れてしまうのではないかと、戦々恐々して読んだが、そんな事はなかった。

    短編小説であるため、筒井康隆テイストが広く薄くちりばめられており、テンポよく読めた。意味わからないなーと思っていてもページを進めてしまうという筒井康隆の魅力が反映されている。

    ガチ現代アート風のような強烈なもの(ef. 夢の木坂分岐点、残像に口紅を)の要素は薄い。その点筒井康隆好きには物足りないかもしれない。個人的には、久しぶりに筒井康隆作品を読んだため、このくらいの風味でちょうど良かった。

  • 惰性で読んでる

  •  最初の二話で読む気が失せた。ぼくには無縁の本だということで。

  • 2006年4月30日、初、並、帯付
    2016年9月1日、津BF

  • 余部さんがイチ押し。

  • ゆるやかにおかしい短編大集合 という感じ。
    読後感も悪くないです!

  • おかしな短篇集。
    断筆してたのはいつだっけ。

  • いつも通りの筒井さんの短編集。
    ぐんぐん読ませてもらったのにひとつひとつが思い出せない。
    乱読してるからだと思う。でも面白かった。

  • 短編集。
    「稲荷の紋三郎」「鬼仏交替」「耽読者の家」がお気に入り。
    ありきたりな小説に飽きてる人向け。
    でも、そういう人はこういう本にも飽きてるかもしれない。

  • 短編集。大抵意味がわからなかった。けどこの本のリズムに慣れてくると徐々にこんなもんかってなっていったかんじ(つまり意味なんてないことに気づいた)。大人になれない以降はまあまあ

  • 「取りに来い」なんて今日書いたんじゃないかってくらい新鮮。

  • 09/06/01
    短編集。
    耽読者の家」が絶品。男二人・女一人で古典西洋文学・エンターテインメントを読み続ける。しあわせな時間・空間。
    バルザック・トーマス・マン、三銃士、椿姫。
    こういう隔絶した空間へのあこがれ。

  • 楽天ブックスで購入。
    「壊れかた」というより小説をぶっ壊しているんだ。そう思うより仕方がない。と言ってすべてが正しい小説の体裁をとっているので、一見おかしなことをしているようには見えない。『残像に口紅を』(文字が消えてゆく)や『七瀬ふたたび』(同時思考の複数行による表現)などのように派手な実験は為されていない。それゆえに知らずに読ませてしまうので筒井毒が体内に回るのはゆるやかに、確実に毛細血管・末梢神経にまで達することが予想される。俺のように既に汚染された肉体には心地よい刺激なのだが。

  • まだ作家だったんですね。

  • 目が回るぅー(◎∀◎;)

    という感想です…

    ショート集の影響もあるかもだけど…

    でもおもろい。

  • 初めての筒井康隆。
    終始笑えた。もっと毒のある本だと思っていたが、意外と爽やかにすらすら読める。
    「おれは悪魔だ」が一番好き。

  • とっても筒井康孝。京極夏彦の件には笑った。優待券を持った少年が気になる。

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著者プロフィール

筒井康隆……作家、俳優。1934(昭和9)年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2024年 『三丁目が戦争です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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