- 本 ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163248400
感想・レビュー・書評
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おもしろい。うまい。一気に読みたいところだがもったいなくて、一編読んでは本を閉じて何か別なことをやり、また読んで、とやりたくなる感じ。
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巻中のショートショート集の前後で作品の傾向が変る。前半では「TANUKI」が民話的でよかった。
巻末4編はマジック・リアリズム等の実験を排した昔ながらの文芸作品で、むしろ楽しく味わえた。中でも「耽読者の家」は「読書の極意と掟」の小説化だと感じた。 -
実験的で最早現代アートな小説を書く、筒井康隆の短編小説集。
そんな作者のこんなタイトルの本を読んだら、それこそ本当に壊れてしまうのではないかと、戦々恐々して読んだが、そんな事はなかった。
短編小説であるため、筒井康隆テイストが広く薄くちりばめられており、テンポよく読めた。意味わからないなーと思っていてもページを進めてしまうという筒井康隆の魅力が反映されている。
ガチ現代アート風のような強烈なもの(ef. 夢の木坂分岐点、残像に口紅を)の要素は薄い。その点筒井康隆好きには物足りないかもしれない。個人的には、久しぶりに筒井康隆作品を読んだため、このくらいの風味でちょうど良かった。 -
惰性で読んでる
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最初の二話で読む気が失せた。ぼくには無縁の本だということで。
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2006年4月30日、初、並、帯付
2016年9月1日、津BF -
余部さんがイチ押し。
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ゆるやかにおかしい短編大集合 という感じ。
読後感も悪くないです! -
おかしな短篇集。
断筆してたのはいつだっけ。
著者プロフィール
筒井康隆の作品





