- 本 ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163248806
感想・レビュー・書評
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あの世とこの世が交差する
異世界、、、
大好きな題材!とワクワクして手に取りました
結果思ってたのと違い、、
どれも中途半端で、少しも怖くないし、ゾワゾワもなし
無理矢理最後まで読んだ
恒川光太郎さんの本が無性に読みたくなりました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと怖い
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最後の二編は何とも言えない気持ちになった 好きな話しが多いのも良かった作品
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帯には「ホラー短編集。今夜はもう眠れない!」とあったが「ホラー」ではない。
心が切なくなる寂しい不思議 -
古よりその土地に伝わる因習や伝統、言い伝え。それを人が踏みにじった時、恐ろしい結末が訪れる…。
生者と死者。あちらとこちら。その境界線なんて実はすごく曖昧なものなのかもしれない。雨の日に読みたくなるような、妙な哀しさと妖しい湿気のある短編集。
・かっぱタクシー
・三途BAR
・ジェリーフィッシュ・つむじ風
・石室
・彼岸橋
・雨女
・澪つくし -
銚子などを舞台とした作品です。
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すごい湿気。民俗学の要素を下敷きにした不気味な物語たち。
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2010/01/04
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ホラー短編集。じんわりしんみりとしたテイストのものばかりで、派手じゃないけどどれもがぞくっとさせてくれる。というよりもその地味な雰囲気が個人的には大好き。
お気に入りは「彼岸橋」。一番怖かった作品。何が怖いかって……やっぱり人間なんじゃないの? と。もちろんあの人もそうだけれど、諸悪の根源は村の風習ですね。「トメ」とそうでない人とを区別してしまうのは、残酷なことだよなあ。 -
今はちょうど旧盆の時期。
田舎育ちの私にはこっちの方がしっくりくる。
そんな時期に読むのが、ぴったりな作品集。
ひやり。
と背筋に寒いものが走るけど
絶叫するほどではなくて(私はこっちのがよっぽど怖いと思う)
鳥肌をたてた後で、何故かするりと受け容れてしまうそんな感覚。
日本人ならでは、なのかもしれない。
ほんのちょっと昔、私たちの周りにはそこここに
あの世とこの世とをつなぐ穴が在った。
何かの弾みにすい、っと渡ってしまうくらい曖昧な境界線で。
今、私たちの周りにぼこり、と口を開けているのは
もっとずっと悪魔的なものだ。
もっと破壊的で、乱暴な恐怖。
著者プロフィール
明野照葉の作品





