森のはずれで

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 60
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163249902

感想・レビュー・書評

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  • 読者は何を感じれば良いのだろうか。犬のくだりは不快だし、農夫の家族の歴史は不幸で不気味。妻が不在、息子と二人の時間は、ゴブリンが住む森のように薄暗く希望が無かったのだろうか。でも、だからどうした?文学は難しい。

  • 2015 10/8

  • 不在と不安の物語

  • 異国の森の小さな家で、
    幼子と二人きり、
    妻を待つ。

    森から声が聞こえる、
    奇妙な住人が訪れる、
    妻は戻らない……

    とてつもなく不思議
    かぎりなく哀切

    孤独な心の奥底に
    差し伸べられた
    かけがえのない物語

    引用

    ♡♡♡♡♡

    何が何だかさっぱりでした。
    結末も妻がどうしたのかも分からない。

  • 彼と息子が森のはずれの家で妻の帰りを待ちつつ不思議な出来事に巻き込まれる物語。読み進めていくと彼らの存在すら良くわからなくなった。グロい表現もあり、楽しい話でもなく、ただもやもやとする本。

  • 悪くないとおもうけどなあ。とっつきにく印象があるけど、少し我慢して付き合うとなかなかいい味がしてくる。

  • たぶんヨーロッパの森のはずれにある家で、妊娠中の妻の帰りを待ち続ける父親と息子。妻のお腹の中の胎児にさそわれるように、幼い息子は森の中のさまざまな存在と交感していく。
    『にぎやかな湾に~』の時のさりげないユーモアは影をひそめる一方、直喩や幻覚が過剰なほどに書きこまれていて、かえって感情移入を妨げてしまう。もうすこしさりげない文章の方が、母親と胎児が消失してしまうラストにも効果的だったのではないか。

  • あまり読まないような本をと興味本位で手に取り、 1話目で挫折しました・・・。

    絵本にしたら面白いかも、いや是非。

  • なんか知らんけど鬱になる_| ̄|○

  • あまり好かない感じです・・・・漠然としすぎてる。

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著者プロフィール

1970年、大分県生まれ。小説家、仏語文学研究者。現在、立教大学文学部文学科文芸・思想専修教授、放送大学客員准教授。2001年、「水に埋もれる墓」で朝日新人文学賞、2002年、『にぎやかな湾に背負われた船』(朝日新聞出版)で三島由紀夫賞、2015年、『九年前の祈り』(講談社)で芥川龍之介賞受賞。エッセイ集に『浦からマグノリアの庭へ』(白水社)、訳書にV・S・ナイポール『ミゲル・ストリート』(小沢自然との共訳、岩波書店)、ポール・ニザン『アデン・アラビア』(河出書房新社)、アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』(新潮社)ほか多数。

「2018年 『ヨロコビ・ムカエル?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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