- 本 ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163250304
感想・レビュー・書評
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特別な感情移入があるではなく、無感想なわけでもなく。綺麗に飾り立てられているわけでもないけど、それでいてエンディングは心地よいという。
時間をかけずに読むのにぴったり。それを短編でやれるというのが、彼の才能か。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミニコメント
果物屋兼トラブルシューター・マコトが今回も池袋を疾走する!IWGPシリーズ第6作目!
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/635457 -
いつも目線が優しいマコト、
惚れるわ〜
うまく行きすぎの感もあるけど。 -
池袋ウエストゲートパークNo.6
6にして初期の頃に戻ったような印象が...
池袋的ミステリーと その解決に奮闘するマコト
多くの人を巻き込みながら、目先の敵だけでなく敵の裏側を暴き追い込んでいく
ちょぴり爽快感も戻ってきたな -
時代と地域性と様々な年代と、
いろいろうまく詰め込んだ一冊としてもよくまとまってる。 -
膝を割られた兄とその妹の「野獣とリユニオン」が印象に残る
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引き続き再読のIWGPシリーズ。
「灰色のピーターパン」…盗撮映像を売っている名門小学校に通うミノルとそれをネタに強請ってきたOBマッドドック・丸岡。この丸岡ってやつがジャンキーで頭のおかしいやつ。サルの協力でぼったくりバーに嵌めるところはなんか爽快。クリスマス前のマコトと小学生ミノルの友情のお話。
「野獣とリユニオン」…未成年強盗犯とその被害者ツカサのお話。ツカサの妹チヒロが復讐を依頼してくる。強盗犯・音川の背後には四人組の悪い奴ら。加害者と被害者の複雑な関係。ツカサはすごく大人だなあと思った。春の、とても感動的な二人のお話。
「駅前無認可ガーデン」…無認可保育園の園長・元Gボーイズの王様シンジ。そこで働く見習い保育士・テツオの潔白を証明するお話。テツオの純粋な気持ちがなんかいいなあと思った。とても心の優しいひと。梅雨の時期の何だかあたたかいお話。
「池袋フェニックス計画」…都副知事の風俗街浄化作戦・池袋フェニックス計画。池袋から人が消えた。音大生イクミとホストクラブにはまったイクミの姉・カズミ。マコトがすごく活躍する。礼にいや吉岡の警察サイドも絡んでくるしタカシやサル、ゼロワンも出てきてなんかオールスター勢揃いって感じのお話。何よりかっこよかったのが、コウイチがマコトと間違えられて刺され、マコトがタカシに飛び切りのボディガードを頼むって言ったら、そうなると、おれをふくめてあと三人だなって答えたときのタカシ。思わず、うぉーかっこいい!と声が出た。すごく爽快感のあるお話だった。秋のマコトとフェニックスの戦いのお話。読み応えあった。 -
タイトルがよかったのに
印象が薄い作品でした。
著者プロフィール
石田衣良の作品





