灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI (池袋ウエストゲートパーク (6))

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 170
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163250304

感想・レビュー・書評

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  • 特別な感情移入があるではなく、無感想なわけでもなく。綺麗に飾り立てられているわけでもないけど、それでいてエンディングは心地よいという。
    時間をかけずに読むのにぴったり。それを短編でやれるというのが、彼の才能か。

  • 池袋は安全で清潔なネバーランドってわけじゃない。
    盗撮画像を売りさばく小学5年生がマコトにSOSを発してきた。
    “まだ人を殺してない人殺し”マッドドッグ相手にマコトの打つ手は?

    IWGPシリーズ6作目。

  • 池袋は安全で清潔なネバーランドってわけじゃない。盗撮画像を売りさばく小学5年生が、マコトにSOSを発してきた。“まだ人を殺してない人殺し”マッドドッグ相手にマコトの打つ手は?街のトラブルシューターの面目躍如たる表題作など4篇を収録したIWGPシリーズ第6弾。

  • 引き続き再読のIWGPシリーズ。
    「灰色のピーターパン」…盗撮映像を売っている名門小学校に通うミノルとそれをネタに強請ってきたOBマッドドック・丸岡。この丸岡ってやつがジャンキーで頭のおかしいやつ。サルの協力でぼったくりバーに嵌めるところはなんか爽快。クリスマス前のマコトと小学生ミノルの友情のお話。
    「野獣とリユニオン」…未成年強盗犯とその被害者ツカサのお話。ツカサの妹チヒロが復讐を依頼してくる。強盗犯・音川の背後には四人組の悪い奴ら。加害者と被害者の複雑な関係。ツカサはすごく大人だなあと思った。春の、とても感動的な二人のお話。
    「駅前無認可ガーデン」…無認可保育園の園長・元Gボーイズの王様シンジ。そこで働く見習い保育士・テツオの潔白を証明するお話。テツオの純粋な気持ちがなんかいいなあと思った。とても心の優しいひと。梅雨の時期の何だかあたたかいお話。
    「池袋フェニックス計画」…都副知事の風俗街浄化作戦・池袋フェニックス計画。池袋から人が消えた。音大生イクミとホストクラブにはまったイクミの姉・カズミ。マコトがすごく活躍する。礼にいや吉岡の警察サイドも絡んでくるしタカシやサル、ゼロワンも出てきてなんかオールスター勢揃いって感じのお話。何よりかっこよかったのが、コウイチがマコトと間違えられて刺され、マコトがタカシに飛び切りのボディガードを頼むって言ったら、そうなると、おれをふくめてあと三人だなって答えたときのタカシ。思わず、うぉーかっこいい!と声が出た。すごく爽快感のあるお話だった。秋のマコトとフェニックスの戦いのお話。読み応えあった。

  • タイトルがよかったのに
    印象が薄い作品でした。

  • どうでもいいけどマコトっていったい何歳だ?

    灰色のピーターパン
    →ドラッグの危険性はよく分かる+小学生半端なぁ

    野獣とリユニオン
    →人と人の和解って難しい。社会学的にもねぇ

    駅前無認可ガーデン
    →本当に人を見た目で判断しちゃいけない。
    最後まで真実を追いかけろ。

    池袋フェニックス計画
    →文化も多少風紀の乱れから起こる。
    そんなもんだよ。

  • 2013年1月

  • 〈内容〉盗撮映像売買で恐喝されるハメになった小学生、足に障害を負った兄の敵を討つために復讐を誓うブティック販売員、幼児誘拐事件に巻きこまれた園児救出劇。トラブル続きの“ネバーランド”を描くシリーズ第6弾。

  • 表題の通り、grayにこだわった作品。
    「すべての薬は毒だ。しかし使い方によって効果を発揮する」
    フェニックスの話しが、タカシ、サル、吉岡、横山、Gボーイズ、ヤクザ、風俗、ホスト、警察、政治、グレイゾーンがすべて総動員されていて一番楽しかったです。

  • ☆☆☆$$やはり面白い。テーマも良いし、スタイリッシュ。$$文庫を集める予定。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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