- 本 ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163251509
感想・レビュー・書評
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毎回書くんだけど、「いつもの」折原ワールド。
一家四人失踪事件を追う女性ルポライター、電車で痴漢冤罪を掛けられた女装男を追って通り魔事件に遭遇する男の記録がクロスオーバーし、誰かわからない記述も紛れながら、事件の真相が明らかになってくる。
残り僅かになってきても、真相がよく分からない複雑な構造のミステリ。騙されるというつもりではなく、張り巡らされた伏線を楽しむように読むとよいのでは。
よく分からない部分があるのは、そういうものだと思って気楽に読むべき。ふに落ちない点はいつもあるんだけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ニュースで聞いた覚えのある、現実の一家失踪事件をモチーフに書かれた作品だったので、作者がどのように推理し、どのような結末をつけるのか、とても興味深く読むことができた。
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ものっすごい話がごちゃごちゃして、最後の方まで何を読んでるのかわからんかった。
時系列を掴むのが難しい。
伏線なのか…なんか色々散りばめられすぎてわたしには難しかった。 -
なんか…よく分からなかった。途中までは面白かったけど、最後は見失った感じ。
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滝沢一家4人が突然雲隠れしてしまう.朝ごはんがそのまま残った状態で隆太郎美恵子夫妻,娘の夏美,隆太郎の母のよし子はどこへ消えたのか.ルポライターの五十嵐みどりが取材を始める.この失踪事件と通り魔が同時進行で記述されるので,当初は繋がりが良く見えなかった.隆太郎の弟昭次と妹の長谷川房江からみどりは情報を得るが真相はつかめない.通り魔事件は僕が犯人と目星を付けた人物を特定したが,犯行時に妙な形で逆に犯人にされそうになる.最終的にはかなりドラマチックな展開があるが,何かすっきりしない読後感が残った.
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よくわからないまま終わった
滝沢家一家失踪事件を追う五十嵐みどり
連続通り魔を追う僕
271104 -
最後がよくわからなかったけど、こちらの読解力の問題だと思うのでいつか読み直してみたいです。
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ん⁈
もう一度最初から。
あぁ、なるほど。
でも滝沢とか、吉沢とか、男なのか、女なのか、理解しづらくていまいち。
滝沢家の失踪も無理やり感。
登場人物に惹かれる人がいなかった。
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