- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784163253701
感想・レビュー・書評
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淡々とした文で可愛い絵なのに1ページ毎に考えさせられる
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「STAR EGG」に続いて森博嗣さんが描く絵本第二弾
とてもステキな一冊。
なんだか心あたたまるというのは、森博嗣さんでも絵本ならではの感覚だと思う。
解説はまさに作者らしいもので素晴らしい視点を与えてくれている。
『鋼の錬金術師』の「一は全」「全は一」という言葉を思い出した。
その真理に近づいもの、その狭間にある人間の思考や視点を感じた。 -
2013年7月5日
装丁/斎藤深雪 -
請求記号:726.6モ
資料番号:010950152 -
絵本二冊目。
今度は玉子さんが野菜室の宇宙を旅します。
今回も上下左右から見てくださいということは書いてありますが、正直なところ野菜の印象が強すぎてあまり絵の印象は変わりません。
テキストは相変わらず面白いです。
本の最後の絵の解説が一番面白いのも前作と同じでした。 -
森博嗣さんのイメージと違って、とってもかわいい話です。
一時、子供に繰り返し読まされてました。
是非手にとって欲しいですね! -
今回もまた、全部素敵な絵!
玉子さんの目が可愛くてたまらない。
「やっぱりそうだ!」
と叫んだ玉子さん、可愛いなぁ… -
不思議な宇宙の世界を文字と絵で描く第2弾
読了日:2007.5.3
分 類:絵本
ページ:60P
値 段:1429円
発行日:2006年10月発行
出版社:文藝春秋
評 定:★★★★
●作品データ●
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主人公:玉子さん(たまこさん)
語り口:3人称
ジャンル:絵本
対 象:子供~一般向け
雰囲気:不思議でポップ
作画協力:yodaka
装 丁:斉藤 深雪
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---【100字紹介】----------------------
小さな星に愛犬・ジュペリと住む玉子さんは、
ロケットに乗って近くに星に行くのが大好き。
色も形も様々な沢山の星を訪れながら、
玉子さんはとある仮説に辿り着きます。
玉子さんと一緒に不思議な旅に出掛けましょう。
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作画も森博嗣自身が手がける、玉子さんの絵本第2弾です。前作は小さな星と、その星に住む人々、またはその星にまつわる物語を連想させるようなお話でしたが、今回はテーマに沿った不思議な星のお話。STAR SALADか!うーん、やりますね。
テーマがまず面白いですよね。
そして、可愛い。
前作と同じような雰囲気で読んでいくと…、最後に「あ…」と思うような展開に。この展開は読めませんでした。うーん、そうくるか。とても著者らしくて、他では見ない展開かも。こういうのを、オリジナリティと言うのでしょうか。でも、単なる個人のオリジナリティともいえない気もするのです。何というか、種類が今までの絵本と違うぞ、みたいな。そうですね、こういう展開が凄い、というより、こういう展開を思いつくタイプの人材が、絵本の世界に進出したというのが凄い、というか。
それにしても森博嗣氏は多彩な才能の持ち主ですよね。絵が巧い…。前作「STAR EGG」でも思いましたけど。学生時代に描かれていた漫画より、こういう絵の方が菜の花には素敵に見えます。まあ、描く方にしてみれば同じなのかもしれないし、全然違うのかもしれませんけれど…。
個人的に、まあ素敵な絵!と思うのは「ミカンの星」と「レタスの星」かな。
さらっと読めますし、一読してもきっと損はないでしょう。もしも「STAR EGG」が未読でも、無問題で読めますが、前作をお気に召した方ならきっと気に入る1冊。
●菜の花の独断と偏見による評定●
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文章・描写 :★★★+
展開・結末 :★★★★+
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★★★
読 後 感 :★★★
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高校生の時に出た絵本の続冊がでた!
表紙は色つきでかわいいけど、中は「野菜しばり」で星の形やデザインは少々退屈。森氏がイラスト・デザインのほうでも成熟した技術を持ってるのはわかったが。
でも最後のまとめはさすがの博嗣節炸裂。いつも小説でみるような哲学的な落ちをつけてくださいました。そうこなくっちゃね。
ていうか、ジュペリの可愛さが異常wwwころわんに次ぐきゃわいさwww -
「悲しいことがないのに、涙が出るのは不思議です。でも、悲しいときに涙が出るのも不思議です。」
玉子さまパート2。
ほんわり、楽しい、愛らしい1冊でした。
って、私ったら、ブクログトップに絵本以外って載せてたの思い出した。
でも、森博嗣が書いているとなんだか、絵本だとは言い切れなくなる気がします。
そんな1冊でした。
最初の一文は、玉子さんがたまねぎの星に行ったとき。
悲しいときに涙が出てくるのも不思議だけど、嬉しいときにも涙って出てきちゃうんだよね。
著者プロフィール
森博嗣の作品





