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- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163254302
感想・レビュー・書評
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逢坂の時代小説はつまらないのかと思ったら、これは面白かった。
主人公が怠け者で適当で、更に剣は強くも弱くもない。負けそうな相手には口でなんとか勝負にならないようにするなど、とても現実味あって楽しい。短編だがそれぞれ登場人物に繋がりがあり、1冊で1つのストーリーと言っても良い。 -
婦女子の外出に用心棒として付き添う〜徒士目付の三男・鹿角彦輔は湯島の長屋に住まい,隣の女性の賄いと,父の配下・小者目付の神宮迅一郎の手下・藤八から回されてくる手間仕事で金を稼いでいる。泥酔した武士に絡まれ,突き飛ばして逃げると頭を打って死亡したことから,仇呼ばわれされ,無免許の妻女の助太刀・浪人・富永隼人に後れをとりそうになる。金貸しの鞠婆と借金の取り立てに行っても,賭場に出入りする御家人に灸を据えに行くときも何故が隼人が姿を現す。富永自身も堅きとされる身であり,付け狙っていたのは,駆け落ちを諦めた当の女性であった〜すべて,めでたし・めでたしで終わっている。続きが出るだろうけど,キャラが立っているのは,彦輔と隼人・鞠婆くらいで,その他はキャラが確立されていない。これからかな?
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