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本 ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784163254609
感想・レビュー・書評
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相変わらず、この人の小説はずっしりくる。
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真実の絶望こそが、人間に真実の愛を与える
人間は誰かに幸せにしてもらうことも、自分だけが幸せになることもできないのだろう。人間にできるのは、おそらく誰かを幸せにすることだけなのだ。 -
ねぇ、距離や時間って恋愛にとって障害なのかな?
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「20年後の私へ」の安西さんが素敵。一度は不幸な結婚をしてしまった岬ではあるが、こんなよい人に想われていて幸せである。4話とも、面白かった。結婚って、自分が幸せにしてもらうものではなく、相手を幸せにしたいっていう気持ちから、するものなのだ。
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福岡出身の為地名や場所、博多弁に親しみが湧き楽しく拝読した。愛というものを色々な角度から考えさせられ読み応えもあり考えさせられた。歪んだ愛もまた愛なのだと気付かせてくれた作品。
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最後は感動しました
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表題作がいちばん重くて読みづらかった。
男女の、心と体の話。
夫婦であっても
唯一無二の相手に出会ってしまうこと。
その時の葛藤とか。
体に正直なのか、心に正直なのか、イコールなのか。
男女は深い。 -
234頁より
間違わないようにしよう
自分にとって何が大切で、何が大切ではないか
最後の最後は、自分の魂の声に従って
自分で決めるしかない -
文章の美しさはあれど、わたしは略奪愛を肯定する気には決してならないし、この人の考える女性像というか「女性とはこうあるべき」みたいなのが透けて見えて、このひとの本を読む人はどういうひとなのだろうって逆に気になるかんじ。
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