老醜の記

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 17
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163255309

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  • 72才の小説家と34才の女。
    そして、奇妙な三角関係へと発展。
    嫉妬も性愛も超えて、安らぎの境地へと至る。

  • ちっともワクワクしない。

    70前後の爺さんの若い女に対する愛欲と嫉妬と苦悩で最後は性を卓越した男女関係に落ち着く。世のお爺さんはこの本を読んで楽しくなるのだろうか?本当に?って思う。作品中に携帯がでてきて、?と思って発売日を見ると2007。そんな近年の作品なのか。作者が結構な年なんだろう。表現が古いからもっと昔の小説家と思った。

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著者プロフィール

1932年、東京生まれ。さまざまな職業に就きながら、同人誌『文藝首都』で執筆活動を続け、74年に「寝台の箱舟」で小説現代新人賞を受賞。『獣たちの熱い眠り』がベストセラーとなり、以降、官能とバイオレンスを軸に著作は300冊以上。70代で発表した自伝的な作品『小説家』は読書界で大きな反響を呼び、その後も『死支度』『秘事』『叩かれる父』などを上梓。20年3月、逝去。最新作は遺作となった『落葉の記』(文藝春秋)。

「2021年 『家族会議』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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