- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163256405
感想・レビュー・書評
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短編集だけど、一応繋がっているというか刑事さんは同じ。淡々とした話だなぁと思っていたけどラストの話は結構好み。派手などんでん返しじゃないけど、じわじわ来る感じ。
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久しぶりにどストレートど真ん中の本を読んだ気がする。最近はひねったストーリーが多いので、良くも悪くも楽しめた。
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夏樹静子氏が亡くなった。残念である。かつて夏樹氏の「光る崖」を読んだ時の衝撃がよみがえる。社会の動きを敏感に捉えた作品であった。
この短編集は夏樹氏の最後の頃に書かれたものである。四文字にちなむストーリーが展開する。・・・短編だからか結末が想像できてしまうところが少し物足りなかった。
(ごめんなさい。夏樹さん。書かれたものはほとんど読んでいます。) -
軽く読める感じのミステリ。たまにはこんなのも、という感じで謎解きよりは小説気分で読了。
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四文字のタイトルとストーリーの絡ませ方が上手い。
全て不倫系で統一されてたからなんとなく犯人が分かってしまうのがおしいなー。 -
(収録作品)ひめごと/ほころび/ぬれぎぬ/うらぐち/やぶへび/あやまち
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12/07/14 たまにはミステリーも楽しい。
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タイトルどおりそれぞれひらがな四文字で統一された題の短編集。事件はあまり派手ではないけれど、そこにまつわる人間関係などは深いです。むしろ、どこにでもありそうな印象が現実的に思えます。
お気に入りは「あやまち」。なんといってもラストで放たれるこれもまた「四文字」の言葉に余韻が残りました。なんか切ないなあ。 -
事件の鍵は、四文字。ミステリーの新たな快楽へ
ぬれぎぬ。ひめごと。ほころび。うらぐち。やぶへび。あやまち。たった四文字の言葉に、心の闇を揺さぶられる、ミステリー最新作品集
著者プロフィール
夏樹静子の作品





