獅子の系譜

  • 文藝春秋 (2007年10月26日発売)
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本 ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784163256801

感想・レビュー・書評

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  • 徳川家康の家臣でも、もっとも勇猛果敢であった井伊直政の生涯。
    伝承ではあるが、築山殿の母は、実は井伊家二十代の娘が関口親永に嫁いだとすれば、井伊直政とは、姻戚関係にあり、家康が、亡くなった信康の代わりに、井伊直政を取り立てたという事もあり得るのかも。
    井伊直政は、外交、軍事には抜群の才能あり、戦国時代には、うってつけの武将であったでしょう。大将格でありながら、自ら先頭になり斬り込む武将とは、まあ家康も上手く使いこなしたものと思います。

  • 幼少より家康に仕え戦国時代を生き抜いた勇猛果敢な武将井伊直政の一生。信玄との戦から関が原の戦いまで、幾つもの合戦が登場し歴史を復習出来る。主人公の器量が今ひとつで読後感が寂しい。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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