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本 ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784163258300
感想・レビュー・書評
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北村薫の玻璃の天を読みました。
ベッキーさんシリーズの2作目です。
玻璃って何かと思い調べたら
【玻璃】
七宝(しっぽう)の一つ。水晶のこと。
2.
ガラス。
ということでした。
三部作の最後が玻璃の天でステンドグラスの天井から来ているのですね。
どれも面白かったです。
玻璃の天でベッキーさんの素性が明らかになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和初期を舞台に深窓の令嬢と美貌の女性運転手が謎に挑む、“ベッキーさん”シリーズの続編です。
ミステリーなのですが、視点が優しく、ちょっぴり物悲しい雰囲気で描かれています。
個人的に、時々出てくる“お上品なユーモア”は勘弁願いたいのですが・・・それで−★ですね〜(笑) -
面白い
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昭和初期の上流階級の様子を知ることができ興味深い。少しずつ忍び寄る戦争の気配。凛として対峙するベッキーさんが清々しい。単に謎解き物としてだけではなく、人としてのあり方も考えさせられる。根底にある誠実な眼差しが心地よい。
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前作の<街の灯>から時間が過ぎ、英子お嬢様がとても聡明な女性に成長しているのが分かる。ベッキーさんの心にも迫る本巻はあっという間に読み進み、とても面白かった。
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2016.5.4読了。
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教養があるっていうのは硬も人生を面白くするのか、と、この人の本を読むたびに思う
著者プロフィール
北村薫の作品





