- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163259604
感想・レビュー・書評
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ほんわかした話だなと思って読んでいたら続編だったことに気づく。「賢者はベンチで思索する」が前編にあり、作中の赤坂さんとはその時の知り合いだったので、また読むことにする。
家で飼っている2匹の犬のアンとトモとのエピソードが話を和ませる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「賢者はベンチで思索する」に続く、久里子シリーズ2冊目。
初っ端から久里子はリストラされたり鬱々している。忘れようと思っても、つい考えちゃったり、色々心配になって気持ちが落ち込むのってわかるわ~と思ったが、久里子は若いのにちょっと暗すぎるかな(笑)若い時って、将来見えなくても若いというだけでもっと強気な気がする…23歳でこれだから、もっと歳とってからの久里子が不安。と、小説の主人公の将来を勝手に不安がってみたり。。。
結局、赤坂さんは謎のままで…このシリーズ続くのか分からないけれど、赤坂さんはいい人であって欲しいと心から思う。 -
どうやら前作があるらしい、と早い段階で気がつきはしたけれど、問題なく楽しく読めました。前作も探して読了後の今、賢者の賢者度は確実にアップしていたのだと思えます。こんな老人になりたいし、是非、近くにいて欲しい。
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久里子さんが危なっかしくて、ヒヤヒヤしました。
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読みやすい
日常と特別の間 -
タイトルの理由が最後にわかった。
仕事を辞めることになった理由も、彼との関係も、ちょっとふわっとしていてそんなことあるのかなという感じはあったけれど、全体の世界が好きだと思った。 -
心と頭は一緒の様で別々に働いている。
怒りに満ちた頭では悲劇を拡大させ、
頭で判断する正しさは心が壊れてしまう
日本では人を殺すより自分を殺すことがずっと多い。
頭と心は別々であることを知ることが大事。
赤坂さんの言葉、ごもっともと思いました。 -
サラリと読めて読後感よい佳作・・・なんだけど、これまだ完結してなくないかなぁ。続編出てないみたいなのが惜しいなぁ。
著者プロフィール
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