- 本 ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163259703
感想・レビュー・書評
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かげっぽち だりむくれ しわんぼう とうへんぼく かってまま みょうちき
けれん なんだこの目次はと思っちゃった 伊代は奈美江と願哲との不義の娘を押し付けられてややこおさいを育てている だんだん落ちぶれてきて なんか暗い話で読んでいるうち 気持ちまでがが根暗になってきた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
6/5/11図書館
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さいの数奇な一生とかかわった女性たち・・・なんだかせつなかった。
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さらっと読めた。
さいの性格がいまいちわからなかった -
一人の少女の流転人生を描いた連作短編集。さまざまな視点から「おさい」が描かれるので、主人公なのに謎めいたおさいがとても魅力的だった。それぞれの主人公もいろんな性格がまた楽しい。
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短編連載。各編に趣向をこらし、意外性もあり面白い。装丁なんとも言えずこれも好。
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賽、災、裁、幸。様々な意味にとれる「さい」という名を与えられた女の赤子から老年までの数奇な一生を描く。江戸の市井に暮らすさいが関わる人々の営みが、派手さはないのにじんわりと身に染みる。
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いつものことながら、魅力的な主人公。
主人公「さい」をめぐる7つの小編が、時の流れと共に進んでいくのが小気味よい。
でも、全体でも中編小説程度のボリュームのため、「さい」のことがナゾのまま。
ある意味、人物設定としてナゾのままがいいのかもしれないけど、もっと読みたい!と思った。
さいと関わった人々がいつもの生活から少しだけ、それも自分の意思として幸せになろう、頑張ってみようという心持がとても気持ちよく感じられた。
さいの実の親である破戒僧の人生も気になったので、いつか書いていただきたいものである。
著者プロフィール
諸田玲子の作品





