鯨の王

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 96
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163260006

作品紹介・あらすじ

深海に忍びよる不穏な気配-。アル中の鯨類学者が幻の巨大海獣を追う。太平洋マリアナ海域で米軍の攻撃型原潜が何者かに襲われた。小笠原海域の水深4000mでは新種らしきクジラの骨が盗まれた。「ハイドゥナン」の著者がおくる、海洋エンターテインメントの決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ホエールウォッチングって言えばお昼休みはウキウキウォッチング並に微妙にブーム感があるわけだけども、近くに行くと恐ろしい大音量を響かせてるってのにはびびった。マジかー、あいつらそんな珍走団だったのか。こりゃちかよったらあかんわ。などというトリビアを仕入れつつ、深海はやっぱりロマンだわね。しかし、そんな人も簡単に入り込めない世界くらい、他の動物にとってやっておくべきだ、みたいな発言に、まぁそうだよねぇ、寝た子は起こすなって言うしねぇ、と妙に感銘を受けたのでした。

  • 2012.6.10 推薦者:みるく(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-140.html

  • マッコウクジラのさらに長時間潜ることができ、しかも低周波の衝撃波がだせるという、そんな未知の生命がいてもたしかに、深海なら不思議でないかも!っというくらいに思って、読むと面白い。

     潜水艦のAIにイルカの脳をつかったりというところはSF感タップリ。 巨大な鯨体をマルチビーム音響機器で輪切りにして内容を掴むなとこは気にいった!

    現実、ノイズや分解能敵にかなり難しそうだけどw

     海好きなら、おもろい一冊かと!

    この、著者は深海6500にも乗ったことあるそうな。

  • 新種の巨大鯨をめぐる争い
    潜水艦の艦長がバカすぎる...
    あと、テロリストをからめるのは無理があるんじゃないかな

  • 深海で見つかった新種のクジラ、ダイマッコウとの話。割と悲惨なとこあり。

    二段組みって疲れなくていいよね。

  • 設定は面白いしスケールも大きい。でもあまり感動はない作品。フィンク船はできすぎでは?

  • かなりワクワクする設定。話しはいまいち地味目か?ボチボチ面白かったけど。

  • 深海に潜む、謎の物体

    米潜水艦を襲う謎の船員の死

    深海で一体何が起こっているのか?

    人類にとって、未知の領域である深海で展開していく「謎の生物」を追いかける生物学者の物語

    日常では感じられない、閉塞感や深海の未知の領域に挑戦した作品

    私は、クジラに興味があり手に取ってみたのだが、深海サスペンスといった感じで、娯楽作品に仕上がっている。

  • 人間の力、思考、おもわくは「自然」にはおよばない。

  • つい一気読みしてしまった。映像化したらかなり面白いでしょうね。
    深海でみつかった新種の鯨。彼らはほ乳類でありながら、水中でのみの活動が可能…。本当にあっても、きっとおかしくない。

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著者プロフィール

ふじさき・しんご 1962年、東京都生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌『ニュートン』編集室に約10年間在籍。英科学誌『ニューサイエンティスト』に寄稿していたこともある。1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)で作家デビュー。早川書房「ベストSF1999」国内篇1位となる。現在はフリーランス。ノンフィクション作品には生命の起源に関連した『辺境生物探訪記』(共著・光文社新書)のほか『深海のパイロット』(同前)、『日本列島は沈没するか?』(共著・早川書房)がある。小説には『ハイドゥナン』(早川書房)、『鯨の王』(文藝春秋)など多数。



「2019年 『我々は生命を創れるのか 合成生物学が生みだしつつあるもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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