- Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163260006
作品紹介・あらすじ
深海に忍びよる不穏な気配-。アル中の鯨類学者が幻の巨大海獣を追う。太平洋マリアナ海域で米軍の攻撃型原潜が何者かに襲われた。小笠原海域の水深4000mでは新種らしきクジラの骨が盗まれた。「ハイドゥナン」の著者がおくる、海洋エンターテインメントの決定版。
感想・レビュー・書評
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ホエールウォッチングって言えばお昼休みはウキウキウォッチング並に微妙にブーム感があるわけだけども、近くに行くと恐ろしい大音量を響かせてるってのにはびびった。マジかー、あいつらそんな珍走団だったのか。こりゃちかよったらあかんわ。などというトリビアを仕入れつつ、深海はやっぱりロマンだわね。しかし、そんな人も簡単に入り込めない世界くらい、他の動物にとってやっておくべきだ、みたいな発言に、まぁそうだよねぇ、寝た子は起こすなって言うしねぇ、と妙に感銘を受けたのでした。
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2012.6.10 推薦者:みるく(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-140.html)
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マッコウクジラのさらに長時間潜ることができ、しかも低周波の衝撃波がだせるという、そんな未知の生命がいてもたしかに、深海なら不思議でないかも!っというくらいに思って、読むと面白い。
潜水艦のAIにイルカの脳をつかったりというところはSF感タップリ。 巨大な鯨体をマルチビーム音響機器で輪切りにして内容を掴むなとこは気にいった!
現実、ノイズや分解能敵にかなり難しそうだけどw
海好きなら、おもろい一冊かと!
この、著者は深海6500にも乗ったことあるそうな。 -
深海で見つかった新種のクジラ、ダイマッコウとの話。割と悲惨なとこあり。
二段組みって疲れなくていいよね。 -
設定は面白いしスケールも大きい。でもあまり感動はない作品。フィンク船はできすぎでは?
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かなりワクワクする設定。話しはいまいち地味目か?ボチボチ面白かったけど。
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深海に潜む、謎の物体
米潜水艦を襲う謎の船員の死
深海で一体何が起こっているのか?
人類にとって、未知の領域である深海で展開していく「謎の生物」を追いかける生物学者の物語
日常では感じられない、閉塞感や深海の未知の領域に挑戦した作品
私は、クジラに興味があり手に取ってみたのだが、深海サスペンスといった感じで、娯楽作品に仕上がっている。 -
人間の力、思考、おもわくは「自然」にはおよばない。
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つい一気読みしてしまった。映像化したらかなり面白いでしょうね。
深海でみつかった新種の鯨。彼らはほ乳類でありながら、水中でのみの活動が可能…。本当にあっても、きっとおかしくない。 -
読書完了日2008年08月18日。長いですー、目がチカチカしますー。でも面白かったですよ。未知の生物の探求というのはロマンのにおいがプンプンします。その上この話は、悪事のにおいもぷんぷんします。