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- 本 ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163260105
感想・レビュー・書評
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「壊れた光」は方言が苦手。「雲の影」は子供を喪った母親の喪失感や虚無感が綴られたストーリー。自然の生命の流れを途切れさせてしまった深い哀しみ。空からこぼれ落ちたものが海となり、海から溢れたものが空となる。遠く離れているけれど、見えないだけで真実は近いのかもしれない。地球が丸いから見えないだけで、遠く離れた船はちゃんと存在するように。
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本です。
海に消えた人に近い人の話が二編。
読み終えるとそのまま一緒に消えて行ってしまいそうな感覚になります。
静謐に溺れるような本でした。 -
激しい盛り上がりはなく淡々と物語が紡がれていきます。話としては「雲の影」の方が起伏があって好きですが「壊れた光」には素敵な言い回しや台詞がいくつか出てきました。
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淡々と流れていく物語。
盛り上がりがないというか、見せ場がないというか。退屈。
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著者プロフィール
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