ワーキング・ホリデー

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1289
レビュー : 273
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163261201

作品紹介・あらすじ

元ヤン・ホストが宅配便(特別仕様車)ドライバーに転身!?血気さかんな若者と所帯じみた小学生、親子と仕事と仲間によるひと夏の贈り物。

感想・レビュー・書評

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  • ホストの大和の元に突然息子が現れた!ホストをクビになり、宅配業に転身した大和は夏休みの1ヶ月を息子の進と過ごす、ほのぼの系ストーリー。
    進くんがとにかく出来た子供で…料理も上手だし、主婦並の節約家。大和はヤンキー上がりの元ホストで切れやすいが、急に現れた息子を受け入れ、真面目に働き、夏休みが終わる頃には息子と離れたくないなんて思ってしまういいキャラクター。登場人物が全ていい人で、嫌な気持ちに一切ならない癒し系な物語だった。
    こういう物語って、読むと元気になれるなぁ。

  • テレビドラマのノベライズみたいなお話だなぁ、というのが読み終えての第一印象。
    元ヤンでホストで突然小学生のパパになったヤマトが、宅配業のリアカードライバーとしてがんばる熱いひと夏の物語です。

    小姑的進がとてもかわいらしく愛おしい。
    試行錯誤しながら、少しずつ近づいていく二人の関係がいじらしくあたたかい。

    ヤマトパパの言葉、ときどきはっとするほどかっこいい。
    ないけどありだよねってくらいなのがおもしろくていいですね。

  • 全著書を読んだ訳じゃないからわからないけれど、坂木さんの本は読み易くて軽やかで、モヤモヤするような強いへんな引っ掛かりもなくて、軽い読書をしたい時にぴったりな印象。面白かった。

  • ヤマトと進が家族になっていく様子が微笑ましい。
    鈴木孝子先生の件は全然わからなかった。
    配達員さんに対してあまり色々なことを思ったことはなかったけど、こんなドラマがあるとは。
    お仕事小説としても楽しめた。

  • 「初めまして、お父さん」
    元ヤンホストの前に現れたのは、息子!?
    今まで存在すら知らなかった息子と、夏休みの間一緒に暮らすことになった『大和』。
    オーナーの計らいで宅配業に転職し、父親のメンツをかけて奮闘することに。

    しんみりしつつも最後はほっこりするのは、この作者なら心配はいらないね。
    いつもながら主人公たちの関係もそうだけど、脇が皆暖かくて魅力的なんだな。
    しかも宅配業の話も面白いんだから、満足できる一冊でした。

  • 宅配したる時にホストの時の癖が出ちゃう件とか笑った。だんだん親子らしくなって行かのがいい。

  • 坂木さんの本は先日読んだ【和菓子のアン】が初めてでした。
    もう少し坂木さんの本を読んでみたいなぁ~と思っていたところに、たまたま図書館で出会ったのが【ワーキング・ホリデー】。

    どんな話かも全く知らずに読み始めたのですが…
    止められない&止まらない!!

    元ヤンキーでホストの大和(やまと)を「お父さん!」と呼んである日突然現れた進。
    元ヤン&ホストの大和は宅配便の配送員に転職して(自分の意志ではないけれど)、父子で過ごすひと夏。
    面白くて、そして時々胸キュン!!読後にもほんわか~。大好きですこの感じ!

  • ハートウォーミングなお話し。
    最後ウルっときた。

    初めはヤマトのすぐ切れる所にイラっとしたけど、読むにつれ慣れてきた。
    笑える所もありで◎。

  • 前々から気になり、読んでみたが、面白く、親子愛が感じられるほのぼの系で良かった。ホストから宅急便ドライバーへと転職した大和、突如やってきた息子だが小学生らしくない言動がしばしば見受けられ、戸惑いを感じていたものの、不器用ながらも父親らしさも感じられ、進も子供な一面も見せるなど絆の強さも感じられる。宅配会社の人々、夜の世界のナナ、雪夜といった周囲の人たちも親子を温かく受け入れているのが良く、大和と小学生3人とのやりとりも面白い。自身もお世話になっている宅配便の世界、知られざる夜の世界が垣間見れて良かった。

  • 元ホストの宅配配達員ヤマトと、その存在を知らなかった息子進が、初めて一緒に過ごした夏休みの話。

    私にとって、坂木作品の3つ目。

    すっごく良かった。
    面白くて、ハートウォーミングで、すいすい読めました。
    ヤマトが本当にいい奴で、その他の登場人物にも悪い人がいないと言うのは、著者のテッパンなのでしょうか。
    元ヤン、元ホスト、でも、義理人情に熱いヤマトがとにかく魅力的。
    進のお母さんと会える日が来るのかな~と期待しつつ、続いてウインターホリデー読みます。

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で<覆面作家>としてデビュー。続く「ひきこもり探偵」シリーズとして人気を得る。ナイーヴで魅力的な人間像、緻密に描かれ、爽快に解かれる日常の不思議とこころの謎が圧倒的な支持を集めている。13年『和菓子のアン』で第2回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。他の著作に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『僕と先生』『肉小説集』『女子的生活』などがある。

「2017年 『鶏小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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